My Coffee Journal-vol.3 Tomoya

ブルーボトルコーヒーでは、ブランド初となるコーヒージャーナルとして、モレスキンとコラボレートした「モレスキン ブルーボトルコーヒー カスタムエディション (CUSTOM EDITION JOURNAL EXCLUSIVELY FOR BLUE BOTTLE COFFE BY MOLESKINE)」を全国のブルーボトルコーヒー カフェ、ポップアップストア、公式オンラインストアにて、今年のInternational Coffee Day (国際コーヒーの日)である 2022年10月1日(土)に発売いたします。※HUMAN MADE 1928 Cafe by Blue Bottle Coffee, HUMAN MADE Cafe by Blue Bottle Coffee では販売はございません。
今回の発売を記念して、ブルーボトルで働くスタッフ数名に一足先に実際にこのノートブックを使用してもらいました。彼女ら・彼らが、どのようにノートブックを使用しているかを、インタビュー形式にてみなさまにお届けいたします。Vol.3の今回は、銀座カフェに勤務する傍らコーヒーの大会への出場に向けて情熱を注ぐTomoyaさんにお話を伺いしました。

Question(以下、Q):ブルーボトルコーヒーのバリスタとして働かれるまでの経緯を教えてください。

Tomoya(以下、T):ブルーボトルコーヒーに入社して3年目になりました。さまざまな店舗で働いてきましたが、どこの店舗で働いてもブルーボトルコーヒーが体現したいことや創業者ジェームスの想いを、どうやってお客さまやチームに伝えていくかは変わらないのでどこで働いててもやりがいを感じます。元々は、彫金造形作家として活動する傍らコーヒー業界で働いていました。当時、ブルーボトルコーヒーが日本に上陸するという記事を読んで興味を持ち、ブランドの創業者であるジェームス・フリーマンの記事を漁るように読みました。ブランドが進化していく過程でジェームスが喫茶店のカルチャーに影響を受けていたり、本質を追求するために無駄を削ぐようにデザインする考え方を大切にしていたのと同じように、僕自身も、作家として作品を作るときには無駄を削ぎ落とすことを大切にして活動していました。また、僕も子供の頃からジェームスのお気に入りの喫茶店である「バッハ」に通っていたのです。日本の喫茶文化を大切にしながら、シンプルで美しいデザインを追求し、そして環境面に対しても積極的に取り組むブランドというところでブルーボトルに魅力を感じ今に至りますね。

Q:Tomoyaさんの人生のルーツが今に繋がっているなと感じますね。ブルーボトルへの愛が伝わります。
T:さまざまなバックグラウンドを持ったバリスタがブルーボトルに集まり、それぞれの視点や価値観で考えるコーヒーの新鮮な表現方法に、毎日学びを感じています。そして、コーヒーそのものだけでなく働いている人、スペシャルティコーヒーと並行してデザインや細部に至るところにもこだわりがあり、全てにストーリーやメッセージがあるところにも共感しています。

Q:普段からどんな時にノートブックを使いますか?
T:コーヒーオタクなので、もちろんコーヒーについてメモするときに使いますが、そのほかにクリエイティブな発想が浮かんできた時は、ノートブックとペンを使うと自分の中で決めています。仕事のことやルーティーンワーク、家事や1日のスケジュール管理などは電子アプリを使っていてそれぞれで使い分けしています。

Q:デジタルとアナログでそういう使い分けができるんですね。どういう時にノートブックを開きますか?
T:どんどん深掘りしていくような頭を使う時はノートブック、効率化を測りたい時は電子アプリを使っています。ノートブックは思いついた時にパッと書く時が多く、常にこのノートブック(私物のモレスキン)はパンツのバックポケットに入れていて​​愛用しています。


Q:「モレスキン ブルーボトルコーヒー カスタムエディション」は使ってみてどうでしたか?
T:コーヒージャーナルというだけあって、コーヒーに特化されたコンテンツになっていて、コーヒーを楽しむのにぴったりな一冊だと思いました。すごく素敵だなと思ったのが、このカッピングのシート。僕にとってはすごくこのカッピングシートがありがたくて。コーヒーの研究をしていく中でさまざまなコーヒーをテイスティングするのですが、毎回このカッピングシートの枠を白紙のノートブックに書くのは大変な作業です。カッピングシートがあることで更に多くの種類のコーヒー豆を試してみたいと思うようになったので、自宅でもよくカッピングするようになりました。

Q:お気に入りのポイントはカッピングシートですね!そのほかにはありますか?
T:あとは、ノートブック全体のバランスが良いですよね。カッピングシートと白紙のページがあることで自分の頭の中を整理しながら書けるところがお気に入りです。白紙のページは、研究する中でいろいろ自由な発想で絵を書いたり、クリエイティブな考え方ができますし、カッピングシートは、アロマやテイストのボディ、酸味など詳細まで項目がしっかりあるのでそれに沿ってログを取ることもできます。また、カッピングシートの話になってしまうのですが、カフェで働いている時も自分の取ったログを仲間内で共有するにもとても役に立っています。コーヒーに詳しい人もそうではない人もこのシートが簡単なコーヒー豆を評価するためのスコアシートのようになっているので書きやすいなと思います。

Q:コーヒーを楽しんでいるのがすごく伝わります。「モレスキン ブルーボトルコーヒー カスタムエディション」を使用してからTomoyaさんのコーヒーライフに変化はありましたか?

T:エアロプレスというコーヒー抽出器具を使ったコーヒーの大会に向けて日々研究をしているのですが、毎日いろいろなコーヒーの抽出実験をしているので、過去の記録を振り返ったり、そこから深掘りしてさらに考えたりしています。そういった観点でこのノートブックが僕の助けになってくれました。大会準備の一環やカッピングのため種類の違うコーヒー豆をたくさん買うことは、それぞれ適したレシピのために試さないといけないステップが多くなるので避けてきたのですが、カッピングシートと白紙ページを使い分けることで頭の中が整理されてさまざまなコーヒー豆を試してみても迷うことが少なくなり、更に新しい発見ができるようになりました。あとは、カッピングシートをみながら、バリスタと共有し合う機会が増えたので以前よりも更にバリスタの仲間とコーヒーの話をするようになりました。


Q:まもなく販売開始となりますが、「モレスキン ブルーボトルコーヒー カスタムエディション」はどんなお客さまに使っていただきたいですか?

T:コレクションするのが好きな人におすすめしたいですね。ワインが好きな人はラベルコレクターと言って、飲んだワインボトルのラベルを集めたりする方がいると思うのですが、そのような感じで飲んだコーヒー豆のパッケージを切り抜いたり、シールを貼ったり自由にコラージュしたり、このノートブックで自分だけのコーヒーノートブックを作ってほしいですね。

photographer / Mashiro Takigawa


次回は10月5日(水)公開を予定しています。次回はどんなストーリーをブルーボトルのメンバーと紡いでいけるか、楽しみにお待ちください。

ブルーボトルコーヒー 公式オンラインストアでは、「モレスキン ブルーボトルコーヒー カスタムエディション (CUSTOM EDITION JOURNAL EXCLUSIVELY FOR BLUE BOTTLE COFFE BY MOLESKINE)」を2022年9月13日(火)〜2022年9月30日(金)の期間限定で、一足先にご購入いただける先行予約を受け付けいたします。

 また国際コーヒーの日を記念したスペシャルコンテンツも開催予定です。特設ページ “BLUE BOTTLE COFFEE International Coffee Day 2022” にて「モレスキン ブルーボトルコーヒー カスタムエディション」についての詳しい情報に加え、こちらのインタビュー記事、スペシャルコンテンツについて記載していますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。