Blue Bottle Studio - Kyoto - が一部のメニューを新たに秋の営業を開始しました

少しずつ鮮やかな赤や黄色に葉が色づきだした京都で、Blue Bottle Studio - Kyoto - が10月1日(日)から12月11日(月)まで、一部のメニューを新たにして秋の営業を開始しています。多くのゲストで賑わうブルーボトルコーヒー 京都カフェのはなれ2階にあり、1階の賑やかさとは打って変わって、ゆったりと静かな空間が広がるBlue Bottle Studio - Kyoto -。今回のブログでは新しいメニューのご紹介を交えながらその魅力をお伝えいたします。

 

Blue Bottle Studio - Kyoto - とは

“The Studio is our answer to this question: How hard can we work to reveal the essential nature of an extraordinary coffee and present it to a handful of guests in a modest room?”
ー 非凡なコーヒーの本質を明らかにし、それを慎み深い空間でほんの一握りのゲストにご提供することに、私たちはどれだけ努力できるか。Studio はこの疑問に対する私たちの答えです。

Blue Bottle Studioについて、ブランド創業者ジェームス・フリーマンの言葉です。Blue Bottle Studioは、ジェームスが考える最高峰のコーヒー体験をお届けするグローバルプロジェクトで、今年の3月に世界で初めて京都にオープンいたしました。9月末にはアメリカ・ロサンゼルスにもStudioが期間限定でオープンし、すでに多くのゲストにお楽しみをいただいています。Blue Bottle Studio - Kyoto -は、春と秋の年2回の季節営業を行っており、1日3回、各回4席限定でコーヒーコースをご提供しています。コーヒーコースはドリンク5種とスイーツ2種で、普段味わうことのないコーヒーの多様な側面を90分かけてお楽しみいただきます。それは、コーヒーノキの葉や花の部分であったり、15分かけてゆっくりと濃く抽出したネルドリップのコーヒーであったり、今まで気づかなかったコーヒーの新たな一面を発見できるような体験です。Blue Bottle Studio - Kyoto - の空間デザインはスキーマ建築計画が担当し、クローズドでシンプルな空間。まさにコーヒーだけに集中できる空間となっています。

 

Coffee Course

Blue Bottle Studio - Kyoto - での体験は、お履物を脱いで2階へ上がるところからスタートします。 1段1段上がるにつれて賑やかな声などが遠のき、階段を上がりきった2階には静かで穏やかな空間が広がっています。お席の目の前の窓からは、築100年を超える京町家をリノベートした京都カフェと、秋には美しく染まる紅葉の木を見ることができます。バリスタがレコードの針をそっと落とすと、音楽家であったジェームスが厳選した音楽が流れ出し、コーヒーコースがスタートします。

コースの最初にご用意しているのは「リーフ、フラワー、チェリー」。普段私たちはコーヒーノキの果実の中にある種の部分をローストしたものをコーヒーとして飲んでいますが、こちらはコーヒーノキの葉、お花、果肉の部分に着目し、コーヒーノキを余すことなくお楽しみいただけるドリンクです。冷たい状態でお楽しみいただきますが、少し時間が経つと感じられる味わいや香りの変化もお楽しみいただきたい一品です。

続く3種のフライトセットは希少なシングルオリジンのコーヒー豆を、豆の個性を引き出すよう、Blue Bottle Studioのために開発した特別な方法で抽出しご提供いたします。ここでしかお楽しみいただけないコーヒーを味わっていただきながら、どうして希少なのか、どんな農園のコーヒー豆なのか、ぜひバリスタとの会話もお楽しみください。

 

次のコーヒーをお楽しみいただく前に「KOHAKU」でさっぱりリフレッシュ。このKOHAKUはこの秋の新メニューで、紅玉りんごとレッドカラントで京都の美しい紅葉を表現しています。トッピングの唐辛子ははらはらと落ちる紅葉をイメージ。口に含むと心地良い酸味が広がり、ほのかに唐辛子のピリッとしたアクセントが余韻に残ります。

15分かけてゆっくりと、濃く抽出したネルドリップのコーヒーは、ブラックとミルクを加えたオレの2種類でお楽しみいただきます。ジェームスは丁寧なハンドドリップやパーソナライズされたホスピタリティといった日本の喫茶店文化に感銘を受けています。このコーヒーはジェームスが長年その方法を探していた、喫茶店で提供されるネルドリップのような味わいを、浅めに焙煎されたコーヒーで表現しています。ミルクを注ぐバリスタの美しい所作にもぜひご注目ください。なぜ高い位置からミルクを注ぐのでしょうか?そんな質問をバリスタにしてみるのも良いかもしれませんね。ネルドリップのコーヒーと共に温かいフィナンシェもご用意しています。ごまの風味がしっかりとあり、コーヒー豆のローストを思わせるような味わいです。

Photo by Yusuke Oishi

コースの締めくくりは、ダイジェスティフです。コーヒーに鹿児島県産のラムを合わせ、ナツメグの種衣であるメースというスパイスとバニラで香り付けをしています。甘さ、アルコール、そして複雑なフレーバーが、コーヒーの新たな一面を見せてくれる一品です。ノンアルコールでのご提供も承っておりますので、お苦手な方はバリスタへ遠慮なくお伝えくださいね。

 

オリジナルアイテム

Blue Bottle Studio - Kyoto - では、100%ボタニカルダイのエプロンやバッグなどのライフグッズを手がけるLefts,(レフツ)とコラボレートした「ブルーボトル スタジオ トートバッグ」を販売しております。残反(布製品が作られるときに出る端切れ)がなるべく出ないようなパターンメイキングにこだわり、Blue Bottle Studio - Kyoto - のバリスタのトレーニングで出たコーヒーの抽出殻を使って染めたトートバッグです。詳細はこちらのブログをご覧ください。また、コースでお楽しみいただいたコーヒー豆やご提供に使用している器などもご購入いただけます。
*ブルーボトル スタジオ トートバッグは公式オンラインストアでもご用意しております。

 

Blue Bottle Studio - Kyoto -はこの秋、12月11日(月)までの営業です。ぜひ、京都の美しい紅葉とともにここでしか体験できないコーヒー体験をしてみるのはいかがでしょうか。みなさまのお越しをお待ちしております。

 

Blue Bottle Studio - Kyoto -                             ⁠
住所:京都府京都市左京区南禅寺草川町 64 京都カフェ はなれ 2階⁠
⁠アクセス:地下鉄東西線「蹴上」駅から徒歩約 7 分⁠
⁠営業日:10月1日(日)から12月11日(月)までの毎週 金・土・日・月、および祝日⁠

⁠ご予約枠 :10:00~11:30/ 13:00~14:30/ 15:30~17:00⁠
*約 90 分のコースとなります。⁠
⁠席数:カウンター 4 席⁠
最大 4 名さまの予約が可能です。⁠

ご予約について:ご予約はこちらより承っております。
キャンセルは前日の 18:00 まで承ります。⁠
空き枠がある際は当日のご予約も承ります。お電話 ( 075-746-4453 ) にてご確認ください。⁠
メールアドレス:kyototoyaku@bluebottlecoffee.com⁠