Outdoor Blend

2022年3月22日(火)より江東区豊洲の「豊洲公園」にて「ブルーボトル コーヒートラック」を設置し営業を開始しました!こちらではカフェと同様にバリスタがラテアートを施したエスプレッソドリンクを中心にご提供させていただいておりますが、エスプレッソに使用するのはブランドとして初めてアウトドアシーンに向けたブレンドとして開発した「アウトドア ブレンド」をトラック限定でエスプレッソメニューに使用しご提供しています。本日は気になるこちらのブレンドをご紹介したいと思います。
ブルーボトルコーヒーではこれまで “おいしいコーヒー体験は、人生をより美しくする”と考え、カップの中のコーヒーはもちろん、コーヒーを取り巻く体験に重きを置いてきました。おいしいコーヒー体験を提供するために、カフェやご自宅に続く第3のシーンとして「Coffee in Nature」をテーマに、オンラインコンテンツの制作や、自然豊かなアウトドア環境で美味しいコーヒーをお届けする「ブルーボトル コーヒートラック」の継続的な運営を行っています。

そんなアウトドアでのコーヒー体験をさらに特別なものにするコーヒーを作りたい、その想いから「アウトドア ブレンド」は誕生しました。大自然の中で育つ農作物の一つであるコーヒーの、その産地ならではの個性が楽しめることはもちろん、アウトドアシーンならではの変動要素の中でも抽出しやすさも考慮されたこちらのブレンドは、登山やピクニックなど幅広いアウトドアでのコーヒー体験をより美味しく、特別なものにする一杯です。コーヒーラベルのイラストレーションは、ロサンゼルス在住の作家カツヲ•デザインによって手がけられたもの。アートディレクター半田淳也さんのディレクションのもと、山の稜線とコーヒーが抽出される様子が表現された素敵なロゴになりました。
アウトドアシーンだからこそ楽しめる繊細なニュアンス
朝焼けのなかキャンプ場で家族と飲んだドリップコーヒーや、山頂に着いた到達感と共に仲間と分け合って飲んだコーヒーなど、自然の中で大切な方と飲むコーヒーはそれだけで格別な美味しさですが、自然の中だからこそ美味しさが更に感じられるコーヒーとはどんなものでしょう?
そう考えた時私たちが出した結論は、自然の中では都市に比べて視覚や聴覚への刺激が減り、五感がより敏感になり目の前にある物事により集中できるのではという思いから、産地の個性がもたらす繊細なニュアンスが楽しめるブレンドをご用意したい、というものでした。エチオピア産ともう一種類のコーヒー豆をやや深めに焙煎し、深みとコクのあるキャラメルのような甘みを引き出し、より浅めに焙煎したエチオピア産のコーヒーをアクセントとして加えることで、華やかさと優しい甘さを添えたバランスの良いブレンドです。淹れたてのコーヒーは、キャラメルやココアのようなフレーバーが感じられますが、コーヒーの温度が下がるにつれてアクセントとなる明るいフレーバーが感じられ、より複雑な味わいへと変化していきます。自然の中でペースを落として過ごすゆったりとした時間の中で、最後の一滴まで美味しいコーヒーをお楽しみいただけたら嬉しいです。

アウトドアシーンならではの変動要素にも対応
自然の中で淹れるコーヒーは、普段と違う条件下での抽出が求められることがあります。例えば、高い標高の場所では水の沸点が低く、使用する水温が低くなると焙煎が浅いコーヒーは味がうまく引き出されにくい傾向にあります。このような状況でも美味しくお召し上がりいただけるように、繊細な味を表現しながらもブレンドレベルを全体的に深めに設定し、幅広い環境で抽出しやすいブレンドにいたしました。また荷物を少なくしたいアウトドアシーンでは、持参できる抽出器具も限られるもの。こちらのブレンドは、酸味を抑えたバランスが取れたフレーバーのため、ハンドドリップやフレンチプレスなどブラックコーヒーとしてはもちろん、エアロプレスやモカポットなどでエスプレッソとしても、ミルクと合わせても美味しくお飲みいただけます。


現在ブルーボトル コーヒートラックでは、アウトドアブレンドのコーヒー豆(200g)も先行発売中。世界でここでしか購入できないコーヒーを、ぜひお楽しみいただけたら嬉しいです。
ブルーボトルでは、今後も「Coffee in Nature」をテーマに年間を通して「ブルーボトル コーヒートラック」のアウトドアスポットへの出店や、アウトドア環境でのコーヒー体験をより豊かなものにするグッズの開発、オンラインコンテンツの展開を予定しています。ぜひお楽しみに!

ブルーボトル コーヒートラックのアクセス・営業状況は、こちらをご覧ください。
ブルーボトル コーヒートラック 特設サイト 
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