HORIZON series・XRTAIWAN ROYAL BEAN GEISHA ESTATE
2/2(金)から、期間・店舗限定で今まで味わったことのないコーヒーの新しい味わいをお届けする “Horizon series(ホライゾンシリーズ)”が開始いたしました。
流通量が少なくご提供する機会の少ないアジアのコーヒー豆など、これまであまり知られてこなかった産地から、新しい視点や今までに試したことのない味わいをお届けいたします。
今回のブログでは “Horizon series”のスタートとして登場した、XR コーヒー “タイワン・ロイヤル ビーン ゲシャ エステート・ウォッシュド”についてご紹介いたします。
XR コーヒー とは
XR(Exceedingly Rare=極めて希少)コーヒーとは、名前の通りとても希少性の高いコーヒーのことです。ブルーボトルでは年に数回、XRコーヒーを発売しています。
その希少性は産地やプロセス、品種、フレーバーなど様々なものに由来していて、どのXRコーヒーも他にはない個性を持っています。ブルーボトルコーヒーの「おいしいコーヒーをより多くの人に届ける」ミッションのもと、今までにないユニークで面白い味わいのコーヒーや、ハッとする程フレーバーが感じられるコーヒーなど、ゲストの方にこれまでにない、素晴らしい体験を提供できるコーヒーのみを、XRコーヒーとして考えています。
XR Coffee TAIWAN ROYAL BEAN GEISHA ESTATE
タイワン・ロイヤル ビーン ゲシャ エステート・ウォッシュド
今回ご提供する「タイワン・ロイヤル ビーン ゲシャ エステート・ウォッシュド」は、小規模生産で台湾国内の需要が高いことから、入手が限られる台湾産のコーヒーとなります。
コーヒーを淹れた瞬間、カップから香るジャスミンやバラのような華やかさと、芳香なブラックティーの様なアロマを感じられます。
口に含むと新鮮なメロンの様な酸味だけでなく、柑橘類や桃やさくらんぼのようなストーンフルーツのような酸味など、様々な味わいのある酸味の層を感じることができます。
普段飲んでいるコーヒーとは異なる、香りや味わい、酸味の複雑さや余韻をお楽しみください。
産地
ロイヤルビーンゲイシャ農園
フーセン・ツェン氏が経営する「ロイヤルビーンゲイシャ農園」は、美しい自然環境で知られる台湾南部の山岳地帯“嘉義県(かぎけん) 阿里山郷(ありさんきょう)”に位置しています。
標高1,200mと、他のコーヒー豆の産地に対して比較的低い標高で育てられています。
コーヒー農園としては比較的小規模である、3ヘクタール(サッカーコートの約3.3倍)あるこちらの農園ではコーヒー豆の高い品質を維持するために、細心の注意を払って土壌の組成の管理を行い、地元の大学と協力して苗木の遺伝的純度の検証も行われています。
そして農園で製粉までの工程を担い、栽培から製粉まで、細心の注意を払い素晴らしい環境のもとで管理されています。
そして農園で丁寧に育てられたコーヒー豆の持つ特徴を最も引き出し、コーヒー豆にしっかりとした酸味とブレのない味わいを与えられるよう、ウォッシュドプロセスで精製しご用意いたしました。
From Blue Bottler
山本 健太 (Senior Roastery Leader)
日本国内と香港のブルーボトルコーヒーで提供しているコーヒー豆を焙煎する「北砂ファクトリー」にて、ヘッドロースターとしてコーヒー豆の焙煎を管理する 山本 健太 (Senior Roastery Leader)は、今回のXRコーヒーについてこう話します。
"アジアのウォッシュドコーヒーで、これほど複雑なテイストが感じられるとは思いもしませんでした。
温度が下がってきた時に、よりゲシャ特有のフレーバーが感じられるので、時間をかけて楽しんでいただけたら嬉しいです。"
ゲシャコーヒーの特徴でもある、フローラルなアロマの香りや、何層にも感じられる複雑な酸味、はちみつやチョコレートのような濃厚な甘みは淹れたてはもちろん、温度変化とともに味わいの変化もお楽しみいただけます。
栽培が難しく、他の品種と比べると生産量も少ないゲシャ種。
さらに国内需要が高く、入手が限られる台湾産のコーヒーを2024年の最初のXRコーヒーとしてご提供できることをとても嬉しく思います。
お気に入りの本を読みながら、友人とお話しながら、好きな景色を眺めながらなど、ぜひみなさまの特別なコーヒータイムのお供にお選びいただければ嬉しいです。
ご提供カフェ:清澄白河、新宿、品川、三軒茶屋、神戸、銀座、みなとみらい、渋谷、梅田茶屋町、代官山