コーヒーとフードのペアリング
みなさんこんにちは! トレーナーのEriです。
皆さんはいつもどんな風にコーヒーを楽しんでいますか?ブラックのお供に、チョコレートをちょこっとつまむ方も多いのではないでしょうか。コーヒーと食材の食べ合わせは 「フードペアリング」という言葉がしばし使われます。フードペアリングとは「食材の食べ合わせの相性」の事でまず一般的に言われる、食べ合わせの3つの考え方をご紹介しますね。
ー相乗効果:同系統の香りや味が同じ、または似たものを合わせる。 例 )果物いっぱいのタルトとフルーティーな紅茶
ー対比効果:香りや味が異なる。 例)スイカに塩をかけると甘みが強くなる
ー相互強化:お互いを引き立てる。 例)シナモンのスパイシーさが、りんごの甘みや爽やかな酸味を引き立たせる
近頃は フードペアリングを専門とする研究機関もあったりします。なかなか難しい話のように思えますが、「この食べ合わせってこの効果かなぁ〜? もぐもぐ・・」なんて考えながら選んだコーヒーと フードをじっくりと味わってみるのも面白そうですよね。
最近私が体験した印象的なフードペアリングは同じコーヒーに異なる食材を合わせて、全く別の味わいが感じられるものでした。
中煎り ケニア産コーヒー × ドライブルーベリー ・・・柚子の様なフレーバー
中煎り ケニア産コーヒー × ミモレットチーズ ・・・ カプチーノの様なクリーミーさ
・・美味しい!新しい味に出会えたようで何だかワクワクしてしまいました。
食材が持つ風味や成分同士の化学反応が、何かの食べ物に近い味になり、味覚の上でそう感じる様です。う〜ん、なかなか奥が深い ・・・。ちなみにペアリングを試しているうちにバリスタがコーヒーをテイスティングする時のポイント ↓
<甘みと酸味のバランス、フレーバー(風味)、質感(重さ)>がフードペアリングにも応用できると感じたので、コーヒーに相性の良い食材を選ぶ際は参考にしてみてください。
さいごに、ブルーボトルが扱っている「スペシャルティコーヒー」は繊細な味わい、多角的かつコンプレックスなフレーバーが 感じられ、その美しさにハッとさせられる時もあります。コーヒーそのものだけでも十分美味しいのですが、合わせるフードによっても変化する "コーヒーの豊かな表情" に出会える瞬間があります。
ブルーボトルのカフェには、私達のキッチンチームが愛情込めて手作りするペストリー・フードメニューがあります。ラインナップはどれも素材の味が心地よく、五感になじみ深い味わいがします。その日の気分で、コーヒーとフードのペアリングをゆっくりと楽しみに来てください。
いつでも皆さんをお待ちしています。
Trainer/E.M