BOLIVIA ALASITAS GESHA COCO NATURAL

毎年10月1日は世界的にコーヒーをお祝いする日、「国際コーヒーの日」です。

ブルーボトルコーヒーではこれを記念して、創業者のジェームス・フリーマンが大きく影響を受けた喫茶店文化からインスピレーションを得て誕生した「TOKYO KISSA BLEND」や、コーヒーとの相性を考えて作られた「レーズンバタークッキーサンド」、限定MDなどが登場しています。

そして10月18日(金)からは、XR(Exceedingly Rare=極めて希少)コーヒーの「ボリビア・アラシータス・ゲシャ・ココナチュラル」が登場いたします。

今回のブログでは「ボリビア・アラシータス・ゲシャ・ココナチュラル」の味わいや魅力についてご紹介いたします。

 

XRコーヒー とは

XR(Exceedingly Rare=極めて希少)コーヒーとは、名前の通りとても希少性の高いコーヒーのことです。ブルーボトルコーヒーでは年に数回、このXRコーヒーを発売しています。

そのコーヒーの希少性は産地やプロセス、品種、フレーバー、国内の流通など様々なものに由来していて、どのXRコーヒーも他にはない個性を持っています。ブルーボトルコーヒーは「おいしいコーヒーで世界をつなぐ」をヴィジョンに掲げ、いままでにないユニークなテイストのコーヒーや、ハッとする程の香り高いフレーバーが感じられるコーヒーなど、ゲストのみなさまにこれまでにない、素晴らしい体験を提供できるコーヒーのみを、XRコーヒーとして考えています。

10月1日(火)から秋の営業がスタートしたBLUE BOTTLE STUDIO - KYOTO -では、XRコーヒーを使用した初めてのインスタントコーヒー「Soluble(ソリュブル)」をご用意していたりと、様々なXRコーヒーをご提供しております。

 

ABOUT BOLIVIA ALASITAS GESHA COCO NATURAL

今回のXRコーヒーは、今年でブルーボトルコーヒーとの関係が3年目になる、ボリビアのカラナビに位置するアグリカフェ(Agricafe)で栽培された高品質なコーヒーを使用しています。農業にかける情熱から、オーナー兼創業者のPedro Rodriguez(ぺドロ・ロドリゲス)は、1986年にコーヒー栽培を始めました。現在は、彼の子どものダニエラとペドロ・パブロを共同経営者に迎え家族経営を行い、コーヒー産業が衰退しつつあるボリビアでも、高品質なコーヒーを栽培し続けています。

1880年まで遡ることができるボリビアのコーヒー産業は1991年までは多くの地主が盛んにコーヒーを生産していました。しかし生産量は少なく、コーヒー生産地の中ではあまり有名な存在ではありませんでした。そしてこの10年間ボリビア産のコーヒーの輸出量は減少の一途をたどっており、2010年には約7万袋あった輸出量も、2019年には2万2000袋にまで落ち込んでいます。

アグリカフェでは、コーヒー生産者がその努力に見合った適正な価格を得られるようにしながら、再度ボリビアでのコーヒーの産業回復と発展に貢献するために、自らの農園の経営だけではなく、南アメリカのスペシャルティコーヒー分野を開拓し、トレーニングプログラムや作付けに取り組んでいます。

品質・トレーサビリティ・サステナビリティ・イノベーション・多様性など、様々な要素に重きをおき、活動をしているアグリカフェ。高品質なコーヒーを生産するために機械や設備への投資はもちろん、外来品種の栽培と生成方法の試行も行っています。

今回のXRコーヒーは、アラシータス農園で収穫されたゲシャ種のみを使用しています。

収穫したコーヒーチェリーは「ココナチュラル(Coco Natural)」という方法で精製されました。一週間ほどアフリカンベッド(木製の棚に金網を付けて麻袋などを敷いたもの)で天日乾燥をした後、コーヒー豆の乾燥機を使ってゆっくりと低温で乾燥することで更に甘味を引き出しています。これらの工程によってコーヒーは時間をかけて均等に乾燥されることで、コーヒーの持つ複雑でジャムのような質感を感じていただくことができます。

 

Flavor

フローラルでシトラスな香りと味わいが特徴で、その甘みと調和の取れた風味は格別です。カップから漂うジャスミンを思わせる豊かな香りは、ゲシャ品種ならではの特徴として、飲む前から強いインパクトを与えます。さらに、シトラスやストーンフルーツの複雑な明るさが口の中に広がり、まるでジャムのような濃厚でフルーティーな質感が感じられます。

フルボディで、しっかりとした質感が口の中に広がりながらも、アプリコットやパイナップルのようなフルーツのニュアンスを持ち、豊かな香りが一口ごとに楽しめると同時に、お茶のような上品な余韻が残ります。

複雑さと透明感が絶妙に調和し、何層にも重なった味わいが、飲むたびに新しい発見をもたらしてくれる一杯です。

 

FROM ROASTER

全国のブルーボトルコーヒー カフェ、そして香港のブルーボトルコーヒー カフェで提供しているコーヒー豆を焙煎するロースタリー「北砂ファクトリー」にて、ヘッドロースターとしてコーヒー豆の焙煎を管理している Kentaさんに「ボリビア・アラシータス・ゲシャ・ココナチュラル」についてお聞きしました。

味わいについて、このようにお話しいただきました。

“ゲシャ種ならではの花のような香りに酸味と甘みはもちろん、フルーツのような明るさなど、それぞれの特徴が複雑に重なり合って奥行きのある味わいを感じられます。

温度帯によってさまざまなフレーバーが感じられるので、ぜひゆっくりと時間をかけて楽しんでいただきたいです。”

こちらのコーヒーを焙煎する際に気をつけている点としては、コーヒー豆の持つ本来の味わいを引き出せるように、甘さとジャムのような濃厚さがある質感を重視して焙煎をされているとのこと。



コーヒーのことを考える日「Internationl Coffee Day (国際コーヒーの日)」に合わせ登場した特別なコーヒー。自分へのご褒美となる贅沢のコーヒータイムにいかがでしょうか。

 

 

ご提供カフェ:清澄白河フラッグシップ、新宿、六本木、銀座、 みなとみらい、渋谷、代官山、豊洲パーク、名古屋栄、梅田茶屋町、神戸、福岡天神

 

その他、「TOKYO KISSA BLEND」や限定アイテムの詳しい内容はこちらをご確認ください。



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