2023年 8月 30日

- BLUE BOTTLE COFFEEで働く - バリスタへの新しいチャレンジ ~ 採用セミナーの体験を通して~

2002年にアメリカ・カリフォルニア・オークランドでスタートしたブルーボトルコーヒーは、今年で創立21周年を迎えました。私たちブルーボトルで働くメンバーは、カフェやコーヒートラックを通してゲストの皆さまに毎日一杯ずつ丁寧にコーヒーをご提供し、ゲストや仲間を思いやり、感謝の言葉を忘れずにコーヒー体験をお届けしています。

最高の体験をお届けする私たちチームは、⁠⁠「素晴らしいコーヒーやフードを、カフェやご自宅で必要とされる全ての方にお届けしたい」というシンプルな目標のもと、一つにつながっています。日本上陸から8年経った今も、変わらず更なる成長を見据えている中で、これまでたくさんのスタッフが私たちのチームにジョインしてくれました。近年では、ブルーボトルのカルチャーや大切にしている価値観などの私たちの想いをお伝えする採用セミナーを定期的に開催し、バリスタの現場の声を交えながら、直接コミュニケーションを取る機会を設けています。今回は、採用セミナーを通して入社をしたChieさん、Yukiさんに、セミナーへ参加したきっかけや、現在働く中での想いについて、2週に渡ってご紹介いたします。

PROFILE
シフトリード　Chieさん(2023年1月入社）
お気に入りのドリンク：オーツミルク変更のホットノラ (冬季限定商品)

- 採用セミナーへ参加されたきっかけは何でしたか？
昔からカフェ巡りが好きで、社会人になってからも休日や前職の資格の勉強でよくカフェに行っており、いつも楽しそうに働くバリスタを見て、「いつか好きを仕事にしてみたい」という思いがずっと心の片隅にありました。そんな中、清澄白河フラッグシップカフェへ訪れる機会があり、フィグを使用した限定タルトとウガンダのドリップコーヒーを注文したのですが、提供の際にバリスタがペアリングの説明をしてくれ、そのまま自然の流れでお話したことを今でも覚えています。元々知り合いだったかのような、初対面とは思えない心地よい会話や空間がとても印象的でした。ブルーボトルへ訪れるまでは、未経験かつ正社員でバリスタへ転職することは難しいと感じていたのですが、バリスタへの想いを伝えたところ、その方も異業種から転職をされたと聞き、現実的にバリスタとして働くことを考えるきっかけになりました。その後、コロナ禍で仕事や生活環境も大きく変わる中で今後のキャリアについて改めて考えたときに、今自由に働けるうちに悔いなく自分の好きなことをしたいと強く思い、セミナーに参加を決めました。

- 採用セミナーへ参加された感想をお聞かせください。
オンラインでの参加でしたが、これまでのブルーボトルの歩みを聞く中で、創業者であるジェームスへのリスペクトや、働いている方が会社のことが好きで、仕事に誇りを持っていると画面越しでもフィーリングを感じました。ネット上にも情報はたくさんありますが、特にバリスタの生の体験エピソードはセミナーでしか聞くことのできない貴重なお話だった思います。大きなブランドの中で一人ひとりがどんな想いを持って体験を届けているのか、ブルーボトルらしさや軸について考える機会になりました。また驚いたこととしては、入社してすぐにカフェで働きながらトレーニングを行うのではなく、実際にコーヒーができるまでのプロセス、抽出理論を体系的に学んでからスキルトレーニングへ移行できることです。未経験でも安心して成長できるプログラムがしっかりと構築されていると感じました。実際に入社トレーニングを受けた際にも、学習だけではなく、都度トレーナーが目の前でお手本を見せてくれるので、レシピを元に何が違うのか齟齬なく理解しながら、聞いて見て体験して、いろんなインプットが得られました。

- 働く中でのやりがい、大変だったことをお聞かせください。
未経験で入社したこともあり、自分の中で思うようにスキルアップができず悩む時期がありましたが、リーダーがすぐにトレーニングしやすい環境を設定し直してくれたことで、とても安心してトレーニングに取り組むことができ、バリスタとして自信を持つことができました。バリスタとしてのスキルアップに加え、シフトリードして初めてチャレンジする業務も多かったのですが、助けを求めたことに対してもすぐにチームがサポートしてくれ、成長に繋がったと思います。また、前職は病院で臨床検査技師として働いており、患者さまと接する機会がなかったため、ゲストとのより深いエンゲージが難しく、課題に感じていました。自らゲストとしてカフェに訪れ、スタッフがゲストにどのようなエンゲージをしているのか観察して新しい提案方法を学んだり、テイスティングやフードとのペアリングを行いながら、メンバーとディスカッションした内容をメモし、情報をインプットするプロセスを繰り返し行いました。みんなで取り組んだ結果、チームと一緒に自分の表現の幅を広げることができ、ゲストとの関わり方にも変化を実感しています。働く中でどんな時でもゆとりを持つこと、私たちは日々たくさんのゲストをお迎えしていますが、どのゲストにとっても大切な1回の体験なので、その体験をより良いものにしたい想いであったり、ゲストの日常に寄り添える瞬間がやりがいに繋がっています。

- ブルーボトルで今後どんな成長をしたいですか？
現在もおいしいコーヒー体験を届けるために会社が成長を続けている中で、全国のたくさんの方にブルーボトルの想いやおいしいコーヒーを知ってもらうためにも、新エリア・新店舗への展開に積極的に携わっていきたいと思っています。現在は、シフトリードとして販促や社内情報のアップデートをチームへ周知し、体現するために段階的なアクションプランニングをサポートしています。また前職の衛生管理の知識を活かして、手洗いうがいなどが、どうすればより良い形で実施できるかなど改善を行うなど、リーダーシップチームと密にコミュニケーションを取りながら、プランをより具体化させメンバーに落とし込み、チーム全体でより良いゲスト体験を届けられるように主体性を持って取り組むことに挑戦しています。今後シフトリードとしての更なる経験を積み、リーダーシップをとってチームビルディングや運営マネジメントのサポートをし、新しい場所でブルーボトルのカルチャーを発信していきたいです。

セミナーを通してブルーボトルに共感した、「ゲストや仲間に対してのリスペクトを持ちながら働ける環境、一人ひとりにあった成長ができる社内環境」を実際に働く中でより実感し、だからこそ、バリスタがブルーボトルのプロダクトに自信を持って、おいしいコーヒーとフードを届けられると思いますと笑顔でお話ししてくれました。またカフェが大きく展開する中で、カフェがある地域にそれぞれのコミュニティが根付いているからこそ、ブルーボトルならではの新しい出会いがたくさんあることが魅力であり、ぜひブルーボトルで体験を届けたい方、新しい挑戦をしてみたい方と一緒にゲストへ体験を届けていきたいと想いを聞かせていただきました。

ブルーボトルでは、主に関東・関西にて、一緒においしいコーヒーやフードをお届けするメンバーを募集しています。私たちはコーヒー屋さんである前に、好奇心旺盛でこだわることに興味とリスペクトを払える仲間の集まりです。⁠⁠そんな面白く頼もしい仲間と共に、お仕事をしてみませんか？⁠⁠ ご興味ある方はぜひ募集情報から詳しくご覧ください。あなたがジョインしてくださる事をお待ちしております！