- BLUE BOTTLE COFFEEで働く - バリスタへの新しいチャレンジ ~ 採用セミナーの体験を通して~ Vol.2

2002年にアメリカ・カリフォルニア・オークランドでスタートしたブルーボトルコーヒーは、今年で創立21周年を迎えました。私たちブルーボトルで働くメンバーは、カフェやコーヒートラックを通してゲストの皆さまに毎日一杯ずつ丁寧にコーヒーをご提供し、ゲストや仲間を思いやり、感謝の言葉を忘れずにコーヒー体験をお届けしています。

最高の体験をお届けする私たちチームは、⁠⁠「素晴らしいコーヒーやフードを、カフェやご自宅で必要とされる全ての方にお届けしたい」というシンプルな目標のもと、一つにつながっています。日本上陸から8年経った今も、変わらず更なる成長を見据えている中で、これまでたくさんのバリスタが私たちのチームにジョインしてくれました。近年では、ブルーボトルのカルチャーや大切にしている価値観などの私たちの想いをお伝えする採用セミナーを定期的に開催し、バリスタの現場の声を交えながら、直接コミュニケーションを取る機会を設けています。2週に渡って配信している、採用セミナーを通して入社をしたバリスタへのインタビューシリーズから、今回はYukiさんにセミナーへ参加したきっかけや、現在働く中での想いについてご紹介いたします。

PROFILE
バリスタ Yukiさん(2023年1月入社)
お気に入りのドリンク:オーツミルク変更のニューオリンズとラテ

- 採用セミナーへ参加されたきっかけは何でしたか?
前職はホテル業界に勤めており、その土地や観光地を知ることがゲストの体験にも繋がっていたので、ホテル近隣を散歩することが趣味でした。散策をしていた際に、偶然六本木カフェの前を通りかかり、初めてブルーボトルを利用したのですが、コーヒーのおいしさはもちろん、都会の喧騒の片隅でその空間だけ穏やかな時間が流れていました。海外のような雰囲気とバリスタの笑顔溢れる接客が良い意味でカチッとせずに、だけれど気品もあり、「こんなコーヒー屋さんがあったんだ」と惹かれたのを覚えています。当時働いていたホテル業界でのフォーマルな接客とは異なる部分も多かったからこそ、とても印象に残りました。この体験を機にブルーボトルが好きになり、いろいろなカフェを訪れると、土地によって雰囲気が違うのに、どのカフェもシンプルでブルーボトルらしさがあると気づきました。また、コーヒーやテイストの説明が丁寧なだけでなく、気さくにいろいろな話をしてくれて、カフェの雰囲気にあったそれぞれの地域に寄り添うバリスタの接客に憧れを持ちました。さらに会社を調べる中で、ブルーボトルで働く人々がどんな想いを持ってホスピタリティを届けているのか、創業者であるジェームズの哲学はどのように日本のブルーボトルへ受け継がれているのかを知りたい思いで、セミナーへの参加を決めました。

- 採用セミナーへ参加された感想をお聞かせください。
セミナーでは、ブルーボトルが歩んできたストーリーや会社としての成長、品質を維持するためのこだわり、働く人へのケアなど、幅広く聞くことができました。その中で、日本は日本らしさを保ちつつ大きく成長しながらも、ブルーボトルが大切にする価値観や哲学が一人ひとりに浸透していることや、常にチームが良くなるように、お互いにフィードバックし合う文化など、チームが成長する環境を大切に考えていて、現在までブルーボトルの想いが受け継がれていることにとても共感しました。またNISSANやNew Balanceなど、いろいろな企業との革新的なコラボレーションもブルーボトルならではと感じました。いずれはブランドの価値を発信するお仕事を経験したいと考えていたこともあり、セミナーを通して深く知っていく中で、「ブルーボトルの”ブランドとしての魅力”を一緒に伝えていきたい」と改めて強く思い、転職を決意しました。

- 実際に入社トレーニングを体験した感想をお聞かせください。
入社トレーニング制度について、事前に聞いた時からとても受け入れ態勢が整っていると感じていましたが、実際に体験をすると想像以上の手厚さに驚きました。理解できているか確認をしながら進めてくれるため、誰も置いていかれることなく安心して受講できました。特にミルクをスチームするトレーニングのパートでは、初めてエスプレッソマシンを触ったにもかかわらず、トレーニング時間内にスチーミングができたことが大きな自信になり、学びたい意欲さえあれば、誰もが知識スキルの基礎を身につけることができるカリキュラムだと感じました。また、トレーナーが常にお手本を示してくれるため、美しい所作やラテアートを目の当たりにし、いつか自分もスキルを磨いて社内で毎年実施しているラテアート大会に出場したいという大きなモチベーションにも繋がりました。

- 働く中でのやりがい、または大変だったことをお聞かせください。
ブルーボトルはオープンキッチンで、ゲスト対応をしていない時も常にカウンター内が見られているため、効率やスピードを意識しながらも、美しい所作や環境を保つことが難しいと感じました。カフェの印象だけでなく、美しい空間や雰囲気を含めて「おいしいコーヒー体験」に繋がっているので、都度チームメンバーとコミュニケーションを取る中で、
俯瞰したオペレーションの視点を持てるようになりました。また、いろいろなバックグラウンドを持った個性あふれるメンバーが集まっているため、柔軟に新しいことを受け入れて変化していく風土が根付いており、そういったマインドがチームの成長に繋がっていると感じています。他のカフェを訪ねたり、ブルーボトルでは社内コンペティションやイベントがあるので、そのような機会に積極的に参加することで同世代のバリスタが活躍している姿を身近に感じることができたり、社内に尊敬できる方がたくさんいたりすることも成長への刺激となっています。バリスタとして独り立ちをしてからも、改めてゲストからいただく「おいしかった」という言葉がとてもやりがいになっています。例えば、「苦い」という言葉一つでも、ゲストによって苦さのレベルや感じ方も違うため、まずは会話を通して相手を知り、寄り添うことを心がけました。その結果、初めて利用してくださったゲストが「あなたの接客がとても印象に残った」と、またカフェにお越しいただいたことはとても嬉しく印象に残っています。

- ブルーボトルで今後どんな成長をしたいですか?
ゲストから「あのバリスタに会いに行きたい」と思ってもらえるだけではなく、メンバーからも「一緒に働きたい」と思ってもらえるような、ゲストとチーム共に最高の体験を届けられるバリスタになりたいです。また、ブランドの魅力を内側から発信していくポジションにも元々興味関心があるので、ブルーボトルのコアな部分を守りつつも、グッズや空間のデザインなどいろいろな魅力を入り口に、より幅広いゲストにブルーボトルに興味を持っていただき、たくさんの方にカフェで体験をしてもらいたいです。また、元々ホテル業界にいたことから、いつかホテルとのコラボレーションなど新しい魅力を発信していくことにも携わることができたら嬉しいです。


お話を通して、バリスタへ転職された思いやこれからの成長についてなど、Yukiさん自身が常にチャレンジすることを楽しんでいる姿がとても印象的でした。ブルーボトルでは、異業種での経験がチームに新しい視点をもたらし、更なる新しい体験を生み出すきっかけになるため、バリスタの経験がないことも一つの強み・個性になると、多様なメンバーと働く中でより実感したそうです。新しいことにチャレンジし、常に変化を恐れず成長することが好きな方は、ぜひ一度セミナーでブルーボトルの想いについて聞いてみてほしいです!と最後に熱意を持ってお話してくださいました。

ブルーボトルでは、主に関東・関西にて、一緒においしいコーヒーやフードをお届けするメンバーを募集しています。私たちはコーヒー屋さんである前に、好奇心旺盛でこだわることに興味とリスペクトを払える仲間の集まりです。⁠⁠そんな面白く頼もしい仲間と共に、お仕事をしてみませんか?⁠⁠ ご興味ある方はぜひ募集情報から詳しくご覧ください。あなたがジョインしてくださる事をお待ちしております!