BLUE BOTTLE COFFEE in KOREA

2002年アメリカ・サンフランシスコ・オークランドで誕生したブルーボトルコーヒーは、日本国内では25店舗、世界では100店舗以上のカフェを展開しています。これまでアジアでは日本を筆頭に韓国や香港、上海にてカフェをオープンしてきましたが、実はブルーボトルが日本の次にカフェを展開した国が、韓国であることをご存じでしたでしょうか?


韓国でのカフェのオープンには日本のブルーボトルチームも多く携わりながら、2019年に上陸して以来、たくさんの方にコーヒー体験を届けてまいりました。

各国のブルーボトルの中でも日本からのアクセスが良く、旅行先としても気軽に訪れることができる韓国のブルーボトルには、現在2つのエリアに10店舗のカフェがオープンしています。

今回は韓国にオープンした最新のカフェ情報についてや、思わず写真を撮りたくなるような限定メニューなど、魅力溢れる韓国のブルーボトルについてご紹介いたします!



明洞カフェ

2022年の年末に韓国で10店舗目となる記念すべきカフェ「明洞カフェ」がオープンしました。カフェが位置する⁠明洞はソウルを代表する繁華街の一つで、かつて学者が集まり近代化が進んだ場所であることから「明るい村」という意味で名付けられたそうです。⁠

カフェのデザインは、韓国の伝統美を現代的なタッチで表現しているデザイナー " Teo Yang "さんが担当しました。伝統建築に見られる独特の美学を取り入れ、カフェの中と外を一体化させることでシームレスな美しさを表現したカフェデザインです。⁠こちらのカフェはテイクアウト専用となりますが、華やかな明洞のビルの森の中でほのかに輝くファサードのボトルマークが訪れるゲストをウェルカムしてくれます。⁠

またこちらの明洞カフェではユニークな限定アイテムもご用意しています!

【 Blue Bottle Coffee X SINANG Hand Exfoliant Hayes Valley Espresso 】

ブルーボトルのカフェでは定番の「ヘイズバレー エスプレッソ」を使用したハンドスクラブです。こちらは明洞カフェをデザインしたTeo Yangさんの手がけるハンドケア製品ブランド「シナン」とコラボレートし誕生しました。ほんのりコーヒーの香りとベイクドチョコレートのような奥深さ、またオレンジピールを思わせる爽やかな香りで癒されながら、手肌の古い角質を洗い流し、同時に潤してくれます。

【 White Mocha Gangneng 】

明洞の歴史ある街並みに溶け込んだ劇場や屋台などから着想を得たノスタルジックなフードであるポップコーン。ブルーボトルで馴染みのあるブレンドのひとつ「ベラ・ドノヴァン」のコーヒーとホワイトチョコレートでコーティングし、最後にソルトを加えたオリジナルフレーバーです。 香ばしいコーヒーの香りとホワイトチョコレートの甘さがバランスよく口に広がります。歴史と最先端の文化が融合する街にぴったりな明洞カフェ限定メニューです。


そのほかにも韓国のブルーボトルカフェでは、さまざまな限定メニューやドリンクをご用意しています。


聖水カフェ

聖水カフェは人々が行き交う聖水の人気エリアに位置し、ブルーボトルが韓国のコミュニティに根付くきっかけにもなった韓国一号店のカフェです。また韓国の本社カフェとして、そしてロースターも併設しています。レンガ造りの外観からなるこちらのカフェは、日本のブルーボトルカフェデザインも担当しているスキーマ建築計画による設計です。コンクリートが印象的で開放感のあるシンプルな空間が広がります。

【 New Orleans Decaf & NOLA Float Decaf 】

ブルーボトル カフェでは定番の「ニューオリンズ」と、日本では夏限定でご用意しているニューオリンズにアイススクープを合わせた「ノラフロート」を、聖水カフェではソフトクリームを使用し、デカフェでもご提供しています。韓国のノラフロートには日本とは異なるアイスクリームを使用しているため、アイスそのものの味わいや、コーヒーに溶け出し変化していく味わいなども、日本とはまた異なるフレーバーでお楽しみいただけます。またこちらは季節問わずご提供しているため、気分に合わせてカフェインを控えたい方も手軽にお召し上がりいただけます。


漢南カフェ

ソウルの中心地でありながら高級住宅街としても知られている、漢南の住宅街の中に位置する漢南カフェ。まるで庭園のように緑を感じる落ち着いた空間のカフェは、韓国のインテリア & ライフスタイル デザイン スタジオ “AREA +” によってデザインされました。また漢南カフェでは限定のワッフルプレートメニューがお楽しみいただけます。

【Coffee Ice Cream Waffle Plate】(写真左)

焼きたてのリエジュワッフル、「ベラ・ドノヴァン」を使用したコーヒークリームとアイスクリーム、ローストアーモンドをトッピングしたデザートワッフルプレートです。

【Prosciutto & Soft-boiled Egg Waffle Plate】(写真右)

マッシュポテトとグルーパーチーズの調和のとれたワッフルの上にプロシュート、半熟たまごを合わせ、新鮮な旬の野菜を添えたコーヒーと相性抜群のお食事ワッフルプレートです。

 

どちらも漢南カフェ限定でご提供しているランチにぴったりなメニューです。ぜひお腹を空かせて訪れてみてくださいね。

三清カフェ

ソウルの旧市街、景福宮の脇にある現代美術館前に位置する三清カフェ。ハノックという韓国の伝統的住居が多く建ち並ぶエリアの中に位置し、ハノックに並んで建つ3階建ての建物と隣接するハノックも使用したカフェです。街並みに馴染むデザインでありながら、シームレスな空間のこちらのカフェはスキーマ建築計画による設計です。

1階のフロアで注文をしてから2階に上がると、エスプレッソからドリップ、サイフォンも提供するメインのバーカウンターがあり、大きな窓からハノックの屋根を眺めながらコーヒーをお楽しみいただけます。

そして3階まで上がると景福宮とその後ろの山が一望できる開放的な空間が広がり、ラウンジチェアでゆったりとお過ごしいただけます。また屋外でもコーヒーをお楽しみいただけるようになっているので、さまざまなシーンで気分に合わせてコーヒータイムをお楽しみいただけます。


さらに三清カフェでは、本館脇に位置するハノックの雰囲気を存分に感じていただける予約制の特別な空間をご用意しています。


Blue Bottle Coffee Pairing

日本のブルーボトルでは京都カフェのはなれ2階に位置する「The Lounge - Kyoto -」にて、コーヒーとのペアリングを考えられた特別なコーヒーコースを体験いただけますが、三清カフェのハノックでも、それぞれの季節を感じさせる旬な食材を使用したドリンクとペアリングデザートメニューをお楽しみいただけます。

目を引く鮮やかなデザートは、伝統、自然、芸術の空間からインスピレーションを得て生まれた特別なデザートです。韓国の歴史ある伝統を感じていただきながら、ここだけでしかお召し上がりいただけないコーヒー体験をぜひ味わってみてくださいね。韓国のブルーボトルコーヒー 公式インスタグラムのプロフィールよりご予約いただけます。


その他にも、「ブルーボトル コーヒートラック」が韓国でも日本に続いて去年よりスタートし運営をしていたりと、さまざまな場所にて韓国のみなさまにブルーボトルのコーヒー体験をお届けしています。公式インスタグラムにて、限定メニューなどについても発信していますのでぜひチェックしてみてください。

韓国の公式サイトよりそれぞれのカフェ情報を詳しくご覧いただけます。日本のみなさまも、韓国に行かれた際はぜひお気に入りのブルーボトルのカフェを見つけてみてくださいね!