- BLUE BOTTLE COFFEEで働く - カフェでのキャリアアップ ~バリスタとしての自己成長~

 

2002年にアメリカ・カリフォルニア・オークランドでスタートしたブルーボトルコーヒーは、今年で創立20周年を迎えました。私たちブルーボトルで働くメンバーは、カフェやコーヒートラックを通してゲストの皆さまに毎日一杯ずつ丁寧にコーヒーをご提供し、ゲストや仲間を思いやり、感謝の言葉を忘れずにコーヒー体験をお届けしています。

最高の体験をお届けする私たちのチームでは、社内での次世代のカフェのリーダーを志すメンバーにキャリア開発や成長の機会を提供し、これまでにもたくさんの方がキャリアステップを経て活躍してくださっています。今回は、カフェリーダーとしてご勤務されるバリスタ Ryoさんに、ブルーボトルで働くことを通じて得られた自身の成長についてや、バリスタとしての想いについてお伺いいたしました。

PROFILE

カフェリーダー Ryoさん(2016年5月入社)

お気に入りのドリンク:季節のシングルオリジン豆をシングルショットで抽出した ジブラルタル


 



- ブルーボトル入社前はどのようなキャリアを歩まれてきましたか?

学生時代からコーヒーが好きでとても身近だったのですが、元々美容師に興味があり接客が好きだったことから、初めは美容師としてキャリアをスタートしました。美容師退職後もコーヒーへの興味が変わらずあり、新たな挑戦としてコーヒーチェーンや、イタリアンレストランでコーヒーに携わりました。その後はコーヒーに関する本を読み勉強したり、ラテアート教室へ行ったりと、気付けばコーヒーにのめり込んでいました。また当時働いていたイタリアンレストランでは、コーヒーのテイストを取るためのカッピングをする機会もあり、より深くコーヒーを追求したいと思うきっかけになりました。



- ブルーボトルへの転職のきっかけは何でしたか?

これまではコーヒーについて独学で学んでいたことが多かったので、バリスタとして一から基礎を学びたいという思いでコーヒーショップの求人を探していたところ、海外初出店として清澄白河にオープンしたブルーボトルの上陸を知りました。清澄白河カフェ(現在の清澄白河カフェフラッグシップカフェ)へ初めて足を運んだ際に、バリスタが楽しそうに目の前でコーヒーを淹れている姿や、洗練された空間、コーヒーの豊かな香りに圧巻されたことを今でも鮮明に覚えています。また、当時のリードバリスタ(ブルーボトルではヘッドバリスタのことを当時は”リードバリスタ” 、現在は”アシスタントカフェリーダー”という役職名としています。)だった方の記事を読んだことが後押しとなり、「自分もバリスタとしてのスキルを高め、コーヒー体験を届けるチームを育成できるようになりたい」という想いを持ち、ブルーボトルにジョインしました。



- ブルーボトルに入社され、働く中でどのようなやりがいがありますか?

コーヒーについて独学で学んでいたからこそ、入社後の基礎を学ぶコーヒースキルトレーニングや実際に配属になった後にカフェで経験を積む中で、一つ一つできるようになっていったことはバリスタとしての成長を直に感じ、大きなモチベーションとなっていました。さらにレジで自分がおすすめしたドリンクをゲストに飲んでいただいた後に美味しかったと喜んでくれたり、自分が作ったドリンクを直接美味しいと言ってもらえたりと、チームで美味しいコーヒー体験を届けられた瞬間がとても嬉しいです。カフェの常連さまが異動した先のカフェにも会いにきてくれたりと、ゲストとの関係性をチームで築けることは大きなやりがいに繋がっています。



- ブルーボトルでキャリアアップを目指したきっかけを教えてください。

以前から、将来独立しカフェを開業したいという思いと、ブルーボトルへ入社するきっかけとなったチームをコーヒーのスキル面などで引っ張っていく存在であるリードバリスタになり、コーヒースキルを教えられるようになりたいという思いの両方がずっとありました。入社当時に、成長をサポートして下さったカフェリーダーの方への純粋な憧れもあったのですが、実際に自分がリードバリスタとしてキャリアアップした際に、カフェの責任者であるカフェリーダーと協力し運営に携わる中で、育成にやりがいを感じる傍ら、自分の思い描くカフェビジョンをしっかりオーナーシップを持って実現していきたい思いが芽生え、カフェリーダーとしてキャリアアップを目指すようになりました。



- キャリアアップを目指すにあたってのサポートや、その後の環境はいかがですか?

リードバリスタのポジションを担っていた頃は、カフェリーダーやエリアマネージャーからの更なるキャリアアップに必要なフィードバックを通して、サポートしてくださったのはもちろんのこと、他店舗のリードバリスタやオフィスのスタッフとのコミュニケーションを通じ客観的な視点から社内のさまざまな意見をいただけたことは、とても心強かったです。また、キャリアアップ後にも社内ミーティングが定期的に行われ、それぞれ個性の異なるカフェを担う個性豊かなリーダーが揃う中で、カフェのチーム全体として意見や課題を共有できることは、リーダーとして何を目指し、考え働いているのか、また実践的なプランニングやその背景にある想いの部分まで、吸収することができ自分のさらなる成長への刺激にもなります。

- キャリアステップを踏む中で、どんなことが課題でしたか?

これまでの役職とは異なるスケジュールに慣れることが最初は大変でした。カフェリーダーは、社内ミーティング以外にも、定期的にカフェのメンバーとリキャップの時間を取り、チームとしての長期的・中期的な目標から落とし込み、短期的なカフェ運営や販促の計画を一から考え実行し、振り返るというサイクルを通してチーム全体の成長につなげていくことが求められます。課題に向き合う際には、チームとしてブランドを代表する気持ちで期待以上の体験を届けたい、体験を届けるチームに楽しみながら働いてもらいたいという想いで取り組無ことを心がけていました。



- 現在カフェリーダーとして、どのような思いを持って働いていますか?

現在の所属カフェでは、「Energize - 活力を上げる」というビジョンを掲げています。ビジネス街で働く方が多く訪れてくださる中で、美味しいコーヒー・フードはもちろん、バリスタとのコミュニケーションを通して、また頑張ろうと思ってもらえるような活力をたくさんの方に与えたいという思いがあります。またビジョンを実現する中でも、チームがどのように関わることで成長に繋がるのか、一人一人が目標を持って楽しんで働く姿をサポートできることがやりがいですし、バリスタが素敵なホスピタリティを発揮しているからこそ、これまでにたくさんの常連さまに出会えました。ブルーボトルが、ゲストにとって日常の一部として、コーヒーを楽しんでくださっていることがとても嬉しいです。またチーム一人一人の成長をゲスト体験の向上に活かすため、コミュニケーションを密に取りながら、成功体験を定期的にチームに共有することを意識しています。それによりチームのモチベーションも上がり、さらに良い体験をお届けできると実感しています。



- ブルーボトルで今後どんな成長をしたいですか?

まずはカフェリーダーとして、さまざまなカフェを経験し、幅広いスキルと経験値をさらに高めていきたいです。また現場ではリーダーシップやチームをサポートすることが必要な立場ですので、そういった意味ではカフェをバックアップするオフィス領域にも興味があります。ブルーボトルでは、カフェ・オフィス・プロダクションなどそれぞれ異なるポジションに関係なくキャリアアップに挑戦できる環境です。実際にポジションを跨ぎ活躍されているスタッフもいますので、多角的な視点でブランドの良さを伝えていける人材になっていきたいと考えています。

終始インタビューを通して、チームやゲストについてを楽しそうにお話ししてくださり、これまで様々なカフェで立場の異なるポジションを通し経験された中で、「やっぱりブルーボトルで働く人が好きだな、といつも思う。」とおっしゃってくださいました。バリスタ未経験からでも活躍できる環境が整っているからこそ、様々なバックグラウンドや経験を持つ方と一緒にコーヒーを淹れることが楽しく、学びになることがたくさんあるとのこと。ご自身の経験をさまざまな形で還元して活かせるこの職場で、ブルーボトルでこんなことがやりたいという熱い想いを持っている方と一緒に働きたいと、最後に想いを聞かせていただきました。


ブルーボトルでは、主に関東・関西にて、一緒においしいコーヒーをお届けするメンバーを募集しています。私たちはコーヒー屋さんである前に、好奇心旺盛でこだわることに興味とリスペクトを払える仲間の集まりです。⁠⁠そんな面白く頼もしい仲間と共に、お仕事をしてみませんか?⁠⁠ ご興味ある方はぜひ募集情報から詳しくご覧ください。あなたがジョインしてくださる事をお待ちしております!