- BLUE BOTTLE COFFEEで働く - 異業種からの転職 ~バリスタへの新たなるチャレンジ~

2002年にアメリカ・カリフォルニア・オークランドでスタートしたブルーボトルコーヒーは、今年で創立20周年を迎えました。私たちブルーボトルで働くメンバーは、カフェやコーヒートラックを通してゲストの皆さまに毎日一杯ずつ丁寧にコーヒーをご提供し、ゲストや仲間を思いやり、感謝の言葉を忘れずにコーヒー体験をお届けしています。

おいしいコーヒー体験をゲストにお届けする中で、私たちはコーヒーの知識やバリスタ経験の有無ではなく、「おいしいコーヒーやフードに愛情と敬意をもちながら、ゲストへの最高のおもてなしにやりがいをもつ心」を大切にし入社後のトレーニングでは、ブルーボトルのブランドストーリーやバリスタとしての基礎を、知識・技術共に経験豊富なコーヒートレーナーから一から学べる環境・制度を設けています。これまでにもたくさんのバリスタ未経験の方がブルーボトルにジョインし、活躍してくださっています。今回は、異業種からバリスタへ転職し、現在(2022年9月時点)正社員としてご勤務されるバリスタ Shutoさんに、バリスタへの転職にチャレンジされたきっかけや想い、そして現在のお仕事のやりがいについてお伺いいたしました。


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PROFILE


バリスタ Shutoさん


お気に入りのドリンク:ブレンドのヘイズバレー・エスプレッソを使用したジブラルタル


2022年2月入社


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- コーヒーやバリスタのお仕事に興味を持ったきっかけは何ですか?

学生時代からカフェへいくことが趣味で、その中で自然とコーヒーも好きになりました。前職は航空会社に勤めていたのですが、幸運にもコーヒー好きな仲間が社内にとても多く、ある時先輩社員が自ら焙煎したコーヒー豆をいただく機会があり、その時に飲んだコーヒーがとても美味しく、感動したことを覚えています。これを機に、コーヒーがより身近で興味深いものとなり、自分でも自宅でコーヒーを淹れるようになり始めたことで、コーヒーの美味しさや面白さの深みに関心をもつようになりました。

その興味は段々と強くなり、コーヒー抽出の技術を競う世界大会である”ブリュワーズカップ” などの過去の大会動画を見たり、コーヒーに関する本を購入したりと、独学で学ぶようになるほどコーヒーへの興味が膨らんでいく中で、元々やりたいことの軸にあった接客業と、自分が情熱を注いでいることを仕事にしたい、そしていずれかは自分でお店を持ちたいという思いから、バリスタへの転職を決めました。


- なぜブルーボトルでお仕事をしようと思ったのですか?

当時は地方に住んでいたのですが、東京に来た際には必ずブルーボトルのカフェを訪れていました。どの店舗のカフェも洗練された心地よい空間で、その中でもお気に入りの「渋谷カフェ」では自然豊かな公園を目の前に飲むコーヒーがとても良いコーヒー体験として記憶に残っています。

単純にブルーボトルの作り出す空間が好きだったこと、そしてこの好きな空間で好きなコーヒーに携わり、バリスタとして働きたいと思いました。また、ブルーボトルではドリンク提供時にご注文されたゲストの名前を呼び、バリスタから直接手渡ししてくれますが、このようなホスピタリティを感じる体験も初めての経験で、とても嬉しく親近感も感じました。どのブルーボトルのカフェでも優しく心温まる声かけやおもてなしをしてくれた経験は、自分がこれまで大切にしていた ”ゲストにプラスアルファの体験を届ける” 想いと重なり、ブランドの価値観に強く共感しました。


- 入社トレーニング制度はどうでしたか?

まずは何よりブルーボトルのバリスタとして働けることがとても嬉しく、バリスタとしての基礎を知識・技術共に経験豊富なコーヒートレーナーから一から学べる入社トレーニングは全てとても有意義な時間でした。1日8時間を5日間かけてゆっくりと学べ、コーヒーの知識やスキルだけではなく、ドリンク一つ一つのストーリーやこだわりの部分、それをどのようなレシピで作られているのかなどの背景まで、ブルーボトルのデリシャスネスの裏側を知ることができ、より一層ブルーボトルのバリスタとして働くことにワクワクとした気持ちを持ちました。


- 新たにバリスタとしてチャレンジした中で大変だったことはありますか?

やはりバリスタは専門職なので繊細なスキルが必要となり、一朝一夕でコーヒースキルが習得できるわけではないなと、入社後に身に染みて感じました。ゲストに美味しいコーヒーを届けるために忙しい中でも一貫性を持ってコーヒーを抽出できるようなスキルを手に入れること、その中でも特にドリップコーヒー2,3杯分を一度に抽出する連続抽出スキルやカフェラテなどを作る際に注ぐミルクをエスプレッソマシンでスチーミングする作業などは苦戦しました。しかし実際にカフェに配属になった後も、より高度な技術取得のために先輩バリスタが常にサポートして下さったので、毎回トレーニングでの振り返りを元に、自分でも毎回コーヒーを淹れる際に改善点を意識的に考え、先輩バリスタのアドバイスを取り入れながら練習をしていきました。その過程の中でも、しっかり成長を見てくれているので、できるようになったことをしっかりフィードバックを通して褒めてくれることは成長のモチベーションとなり、同時に自分のできることも増えていくので、どんどん楽しさに変わっていきました。


- お仕事をしていて、やりがいや楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

現在勤務するカフェの周辺には会社も多いので、「休憩ですか?」「お仕事帰りですか?」となどとゲストに積極的にコミュニケーションを取るよう心がけています。どういった理由でカフェに来てくださっているのか、どんなコーヒーが好きか、コーヒーを介して日常的な会話をゲストとする中、ゲストに自分の名前を覚えていただき、感謝の言葉をかけていただくこともあり、良いコーヒー体験をお届けできたと感じることができ、とても嬉しくやりがいにも繋がります。

前職の航空会社でグランドスタッフとして働いていた時も、求められていることだけではなく、自分で何ができるかを探して見つけ、プラスアルファの良い体験がお届けできるように常日頃考えながら働いていたので、その時の経験はバリスタのお仕事の中でも活かされているな実感しています。


- ブルーボトルで今後どんな成長をしたいですか?

よりたくさんの方に美味しいコーヒーを楽しんでもらえるよう、今後は産地や精製方法によって異なるユニークな味わいをもつコーヒーのテイストや風味の表現を強化していきたいです。コーヒーに情熱をもつ先輩バリスタの豊富な表現力や知識に日々学びや刺激を受けながら、少しでも表現の幅を広げるために、カフェに積極的にコーヒーを飲みに行ったり、社内のコーヒーに関するさまざまな資料などをもとに日々勉強しています。自分が学びたいことを追求でき、チャレンジできる環境はとても刺激的ですし、日々カフェで働くチームとその日ご提供するコーヒーのクオリティをチェックし、テイストやフレーバーなどについてディスカッションする時間を重ねる度に、リアルな現場でバリスタ同志と交わすコミュニケーションの中から得ることができる知識を吸収し、成長を実感しています。ブルーボトルで学んだことをゲストにコーヒー体験という形で届ける橋渡しの役目をバリスタとしてたくさんの方に届けていきたいです!

出勤される際には毎日さらなるスキル向上のためラテアートの練習をしているというShutoさん。日々コーヒーに対して情熱を持ちながら自己研鑽を重ね、ご自身の成長をゲストへのコーヒー体験として常にお届けする姿は、バリスタとしてとても生き生きとしていました。かつてはバリスタとして働く自分を想像した時にワクワクした気持ちを感じ転職を決意したと話してくださったShutoさんより、ぜひ、コーヒーが好きな方、コーヒーを通して人と繋がりたいという思いを持っている方と一緒にブルーボトルを盛り上げていきたいとおっしゃってくださいました。


ブルーボトルでは、主に関東・関西にて、一緒においしいコーヒーをお届けするメンバーを募集しています。私たちはコーヒー屋さんである前に、好奇心旺盛でこだわることに興味とリスペクトを払える仲間の集まりです。⁠⁠そんな面白く頼もしい仲間と共に、お仕事をしてみませんか?⁠⁠ ご興味ある方はぜひ募集情報から詳しくご覧ください。あなたがジョインしてくださる事をお待ちしております!