- BLUE BOTTLE COFFEEで働く - ポップアップストア ~ブルーボトルコーヒーへの扉となる場所~

2002年にアメリカ・カリフォルニア・オークランドでスタートしたブルーボトルコーヒーは、今年で創立21周年を迎えました。私たちブルーボトルで働くメンバーは、カフェやコーヒートラックを通してゲストの皆さまに毎日一杯ずつ丁寧にコーヒーをご提供し、ゲストや仲間を思いやり、感謝の言葉を忘れずにコーヒー体験をお届けしています。


最高の体験をお届けする私たちチームは、⁠⁠「素晴らしいコーヒーやフードを、カフェやご自宅で必要とされる全ての方にお届けしたい」というシンプルな目標のもと、一つにつながっています。特に近年では、生活スタイルの変化から自宅を始めいろいろな場所で、コーヒーをより身近に楽しむ方が増えました。ポップアップストアは物販メインの店舗のため、ブルーボトルカフェのないエリアにも赴きやすく、オリジナルのコーヒーウェアを始めとしたこだわりの詰まったプロダクトやコーヒー豆などを各地にお届けしています。今回は、新しい体験を作ってきたMichiyoさん、Karenさんに、ポップアップストアにチャレンジしたきっかけや、働く中での想いについてお話を伺いました。

Michiyoさん

PROFILE
バリスタ Michiyoさん(2021年11月入社)
お気に入りのドリンク:シングルオリジン豆を使用したオーツミルクのアイスラテ

 Karenさん

PROFILE
バリスタ Karenさん(2021年6月入社)
お気に入りのドリンク:アイスレモネード


- ブルーボトルへの入社のきっかけは何でしたか?


Michiyoさん: 前職はブライダルに勤めており、日頃からよくラテを飲み仕事の疲れを癒していたので、コーヒーは以前からとても身近なものでした。前職を長く勤めていたこともあり、自分の成長を見据え、全く関わったことのない新しいことから学びたい思いで転職を決めました。その時ブルーボトルで働いていた知人からおすすめされたことや、これから新規事業としてスタートするポップアップストアを一から作りたい思いで入社を決めました。今考えると、ブライダルのお仕事もお客さまと一緒に、一から体験を作りあげる部分に共通点があり、自分の知らない新しい分野への期待も合わさり、カフェではなくポップアップにチャレンジすることにしました。

 

Karenさん: 以前から海外でバリスタを経験したい思いがありましたが、コロナの社会情勢の影響もあり、残念ながら断念しました。ブルーボトルは京都カフェオープンの際に訪れ、京都らしい空間・雰囲気や、ゲストを名前で呼ぶコミュニケーションなど、これまで経験したことがないような体験がとても印象に残っていました。ちょうど関西エリアでブルーボトルが拡大していた頃にバリスタの募集があり、会社について調べる中で、ゲストへのホスピタリティのみならず、未経験を歓迎する想いなど、人を大切にする価値観に深く共感し、働く人がどんな想いを持ってホスピタリティを体現しているのかという点ににとても興味を持ち、入社を決めました。

 

- ポップアップストアについてや、お仕事について教えてください。


ポップアップストアは、「こちらから会いにいく」をテーマにスタートしました。カフェやコーヒートラックではデリシャスネス体験をお届けしているのに対して、ポップアップストアではデザインやホスピタリティという入口からブルーボトルコーヒーを体験していただけます。商業施設などに入り営業することや地方開催も多く、まだブルーボトルを知らない方や初めてご利用される方もとても多いです。カフェでは取り扱いのないポップアップストア限定商品など含め、一度に数多くのプロダクトをゆっくりとご覧いただくことができ、鹿児島・金沢では、地域の作家さんとコラボレートした商品などをご用意したりと、ポップアップストアならではの体験をお楽しみいただけます。また、私たちのお仕事は商品を購入していただくことを第一の目的としておらず、ブルーボトルやコラボレートするブランド企業、そのプロダクトのストーリーや価値をゲストにお伝えすることを一番大切にしています。ゲストとゆっくりお話できる時間が多いため、会話を楽しみながらブランドを深く知っていただく中で、私たちの想いに共感いただいたり、会期の最後に再来店いただくこともしばしばあったりと、ポップアップストアはブルーボトルへの扉となる場所であると日々実感しています。

- ポップアップストアでのチャレンジのストーリーをお聞かせください。


Karenさん: 最初は京都カフェにバリスタとして入社をしたのですが、折角ブルーボトルにいるのであれば新しいことにチャレンジしたいと考え、大阪高島屋のポップアップストアに参加をしたことがきっかけです。前職で販売の経験があり、ゲストとお話することが好きだったことに加え、いかにブルーボトルについて知ってもらえるかを考えながらゲストに伝えていくことにとても魅力を感じました。特に一緒に働いた先輩方の影響がとても大きく、スペシャリストとしての立ち振る舞いや、何よりお話をしているゲストが楽しそうにキラキラしている姿に感銘を受けたことと、ポップアップストアでの経験をカフェに還元したい気持ちも相まって、チャレンジを決心し、名古屋開催からチームに参加しました。


Michiyoさん: ポップアップストアのスタートアップメンバーとして入社をしたのですが、これまでカフェでブルーボトルの体験を作ってきた先輩方と一緒に店頭に立つことで、たくさんのことを吸収し、まずは自分のスタイルを作ることに、当時は試行錯誤しました。その後、教育担当となり、ブルーボトルならではの世界観や接客スタイルを伝えることの難しさを痛感しました。しかし、教えることを通して、自分が学んできたことをより深く理解することができましたし、更なる自分の成長に繋がったと感じています。また、赴く地域によって運営方法なども異なるため、ビジネスの側面からみて予測・コントロールの難しさや、実店舗がないエリアも多いため、ブルーボトルのブランドの魅力を伝えることの難しさなど、様々な課題がありました。そんな時カフェから合流してくれたKarenさんは、カフェ出身の強みを活かしてアイデアを出してくれてとても心強かったですし、日々Karenさんと話し合いを重ねながら、ゲストとチームにとってより良い体験を作っていくことができたと思います。

 Michiyoさん

- ポップアップストアならではのエピソード、魅力についてお聞かせください。


Karenさん: ポップアップストアの開催がない時期はカフェで勤務しているのですが、その際に地方開催でお会いしたゲストが偶然旅行でカフェに訪れてくださり、思いがけない再会をしたことがあります。このような体験は、各地方を周りゲストにお会いしているからこそできる体験ですし、ポップアップストアの体験からブルーボトルに興味を持ち、カフェにもまでお越しいただけたことがとても嬉しかったです。


Michiyoさん: ゲストが興味を持ってくださったプロダクトの魅力やストーリーについてお伝えをしたところ、ブランドの想いにとても感動してくださり、翌日にお手紙付きのプレゼントをいただいた時は、私たちの想いが届いたと改めて実感できるとても嬉しい体験でした。また、ポップアップストア短期スタッフの経験からブルーボトルに興味を持ち、現在はカフェのバリスタとして入社し活躍しているメンバーがいたり、カフェ勤務の際には、バリスタからポップアップで働いてみたいと興味を持ってもらえたりと、ポップアップを起点にブルーボトル全体に輪が広まり、良い循環が生まれていることがとても嬉しいです。

- ブルーボトルで今後どんな成長をしたいですか?


Karenさん: まだまだ訪れたことのない土地がたくさんあるのですが、ポップアップストアだからこその強みを活かして、北から南まで、まだお会いしたことのない地域の方にもブルーボトルコーヒーの体験を届けたいです。


Michiyoさん: これまでもポップアップストアと同時にドリップクラスなどのイベントを開催しているのですが、ゲストご自身が体験をすることで、よりプロダクトの魅力を伝えられると思うので、プロダクトと連動できる体験イベントなども、より積極的にチャレンジしていきたいです。

Karenさん

ポップアップストアで働く中で、新しい土地に赴き地域の方と交流することで、地域によってゲストのコーヒー豆の好みが違うなど、その地域の背景や地域の方の興味関心を知れることが新しい発見に繋がり、予測できない面白さがあると、お二人とも終始楽しそうにお話してくださいました。また、カフェがない場所での出店が多い中で、どの地域でも毎回たくさんのゲストが来てくださることも、一緒に運営をサポートしてくださる商業施設の方々の広報などのサポートがあってこそであり、地域の皆様と常に前向きに協働するお話から、新しい土地のコミュニティにブルーボトルが根付いていく瞬間を垣間見ることができました。

ブルーボトルでは、主に関東・関西にて、一緒においしいコーヒーやフードをお届けするメンバーを募集しています。私たちはコーヒー屋さんである前に、好奇心旺盛でこだわることに興味とリスペクトを払える仲間の集まりです。⁠⁠そんな面白く頼もしい仲間と共に、お仕事をしてみませんか?⁠⁠ ご興味ある方はぜひ募集情報から詳しくご覧ください。あなたがジョインしてくださる事をお待ちしております!