2020年 5月 02日
コーヒーのこと
みなさん、コーヒー豆は、コーヒーチェリーと呼ばれる果実の種子を焙煎したものだということをご存知ですか? 農園で育ったコーヒーチェリーは精製処理されたあと、ロースターで焙煎されてはじめて私たちに馴染みのある茶色いコーヒー豆になります。
南米、中南米、アフリカ、アジアなど、コーヒーを栽培している国は世界で70ヵ国以上あります。そのためブルーボトルコーヒーでは、季節ごとに旬のコーヒーを吟味する専門のグリーンビーンバイヤーが世界中の農園を訪れ、カッピングなどで品質を確認したうえで生豆を買い付けています。
コーヒー豆は、ワインでいうところのブドウのように、気象条件や土壌によって土地特有の味わいを持ちます。その産地が生み出す個性的な味わいを引き出すのが焙煎士の役割です。そして焙煎されたコーヒー豆は、おいしさが最も際立つタイミングにベストな方法でバリスタが抽出し、“あなたのための一杯”をお作りしています。
栽培、収穫、精製処理、生豆の選定、輸送、焙煎、抽出……コーヒーチェリーからはじまり、カップ一杯のコーヒーになるまでの道のりはSeed to Cup(シードトゥカップ)と表現されます。ブルーボトルコーヒーでは、この Seed to Cupにおける各プロセスの管理を徹底し、常に進化し続けることで、お客様においしいコーヒーをお届けしています。
ブルーボトルコーヒーがSeed to Cup(シードトゥカップ)のそれぞれのプロセスでこだわるポイントは、また次回お伝えします。