MAY WE RECOMMEND OAT MILK?

全国のブルーボトル カフェやブルーボトル コーヒートラックでは、カフェラテやカプチーノなどのミルクを使ったドリンクをお作りする際に、牛乳の他に植物性のミルクとしてオーツミルクをご用意しています。これまでオーツミルクへの変更は有料でしたが、7月1日(土)よりこのオプションを無料にさせていただきます。アメリカのブルーボトルコーヒーでは、すでに植物性ミルクのオプションを無料化しデフォルトメニューとして提供しているのですが、日本ではまだ馴染みがない方もいらっしゃるかもしれません。今回のブログでは、コーヒーとの相性が良いオーツミルクの魅力や、サステナビリティに対する私たちの取り組みなどをご紹介いたします。

オーツミルクとは

オーツミルクは、オーツ麦(燕麦)という穀物を原料にした植物性ミルクです。さらっとした飲み心地で、やさしい甘みや麦由来の香ばしさもあり、コーヒーとの相性も抜群です。私たちがご提供しているのは「マイナーフィギュアズ」のオーツミルクで、コーヒーをおいしく飲むために作られた、まさにコーヒーのためのオーツミルクです。そのため、スチームしても牛乳と同じようにきめ細かな口当たりに仕上がり、美しいラテアートを描くこともできます。クセがないため、初めて飲む方もお楽しみいただきやすく、ゲストだけでなくバリスタにも人気のオプションです。
マイナーフィギュアズのオーツミルクについて詳しくはこちらのブログをご覧ください。

ブルーボトルのサステナビリティとオーツミルク

サステナビリティは、ブルーボトルコーヒー創業以来、重要な理念の一つです。多くの方に持続的に私たちのおいしいコーヒーをお届けできるよう、一杯のコーヒーを提供するまでに関わるすべての人が、適正な対価のもとでコーヒービジネスを続けられるようサイクルを確立するために常に努力を行なっております。カフェでは、テイクアウトカップの代わりにマイカップをお持ちくださるゲストにドリンクの割引をさせていただいたり、ドリンクに使用するストローはバンブーストローを使用するなどの取り組みを行なっております。

そして2021年9月には、ブランド全体として 2024 年までにカーボンニュートラルを達成するという目標を発表いたしました。ブルーボトルコーヒーでは、コーヒーの調達、電力、乳製品、廃棄物の4つの主要分野で温室効果ガス排出量の削減に注力しております。現在、日本と香港で使用するブルーボトルコーヒーのコーヒー豆を焙煎、またカフェでご提供するペイストリーを製造する東京・北砂に位置するコーヒーの焙煎所や一部のカフェでは、再生可能エネルギーを使用し運営しております。オーツミルクをミルクドリンクに使用することは、コーヒーとの相性が良いだけでなく、乳製品による温室効果ガスの排出量を削減することにも繋がっています。

また、地球環境について考え行動する日「Earth Day(アースデイ)」に合わせて、ブルーボトルでも2023年春にサステナビリティにフォーカスしたEarth Month(アース マンス)という期間を設けました。期間中はスタンプカードをお渡しし、マイカップでドリンクを5回テイクアウトしてくださった方にドリンクを1杯プレゼントさせていただいたり、環境負荷が少ない食材を使ったメニューを開発してご提供するなど、コーヒーを楽しむことを通してサステナビリティについて考えていただけるような機会を創出してまいりました。通常、有料のオーツミルクオプションもこの期間中は無料でご提供し、多くの方にオーツミルクの良さを知っていただく良い機会となりました。

今回のオーツミルクオプションの無料化は、こうしたこれまでの私たちの取り組みの次なるステップとして実施する運びとなりました。より多くの方にオーツミルクという選択肢がサステナブルな未来に繋がる一歩だということを知っていただきたいのはもちろん、私たちの取り組みがきっかけとなり、普段何気なく聞いているかもしれない「サステナビリティ」という言葉をもっと身近に感じていただいたり、新たな価値観や考え方に繋がったりしてほしいという想いがあります。

この機会が多くの方々にオーツミルクがコーヒーととても相性の良いミルクであることを知っていただき、コーヒーを通して環境にやさしい選択をするきっかけになると嬉しいです。ぜひブルーボトル カフェで、またはご自宅でもオーツミルクのコーヒーをお試しください。

オーツミルクの無料オプション対象商品
ミルクを使用するすべてのドリンク、グラノーラ(一部店舗で展開)

対象店舗
日本国内のブルーボトルコーヒー カフェ、ブルーボトル コーヒートラック