Karimoku × Blue Bottle Coffee Morning Collection

ブルーボトルコーヒーでは、日本を代表する木製家具メーカーの一つであるカリモク家具とコラボレートした「Karimoku × Blue Bottle Coffee Morning Collection」をブルーボトル一部のカフェと公式オンラインサイトにて販売させていただいております。

今回はコレクションについて、職人さんが実際に製品をご制作されている様子を撮影した動画や画像と共に、カリモク家具とブルーボトルの関わりについて改めてご紹介をいたします。


Karimoku × Blue Bottle Coffee

ブルーボトルのカフェでは、カリモク家具によるオリジナル家具を一部使用させていただいておりますが、みなとみらいカフェでは空間設計を初めてご一緒する芦沢啓治建築設計事務所に依頼し、温かみのある空間にデザインしていただきました。そして、店内の中央に位置する円形のカウンターからチェアに至るまで、店内で使用する家具はみなとみらいカフェのコンセプトに合わせて同氏によってデザインされたカリモク家具によるオリジナル。ランドスケープ、カフェの空間設計、そして家具のディティールに至るまでを一つの体験と考えるデザインアプローチを取ることにより、周囲の景観とのハーモニーを奏でるカフェと家具のデザインに仕上がりました。チェア、テーブルなどのアイテムは「カリモクケーススタディ」のコレクションとして製品化されるなど、ブルーボトルが美味しいコーヒーとして定義する上で、大切だと考える ”デザイン”の要素を、表現していただいてきました。

カフェをつくり上げる過程をご一緒していく中で、カフェだけではなくご自宅でも美味しいコーヒーをお楽しみいただけるツールとして、インテリアとしても飾っておきたくなるような、コーヒーグッズをお届けしたいという想いから、家具以外のプロダクトとして初めてコラボレーションが実現いたしました。お部屋に温もりを添えるデザインとなめらかな木の質感で毎日のコーヒータイムをより豊かにするサステナブルなコレクションとして「ドリッパースタンド」「フィルターケース」「カッティングボード」の3種類のアイテムをデザイン・ご制作いただきました。

サステナブルな取り組み

カリモク家具では日頃の活動からSDGs・ESG・アップサイクルなどの取り組みを推奨されており、モーニングコレクションで使用されている原料にも、家具づくりで出てくる端材や、使用しにくい短い木材が利用されています。ブルーボトルのカフェから着想を得たシンプルで誠実なデザインは、木の素材を活かした素朴さと柔らかな曲線が特徴的です。

Masaaki Inoue @bouillonfoto

カリモク家具の開発担当者さまにお話を伺ったところ、「制作にあたりアーチ形になっている成型合板がサイズ的に家具部材と比較して小さく、経験したことがないタイプだった為形状を安定させるのに苦労した。」と教えていただきましたが、どれも美しい曲線の仕上がりになっており、カリモク家具だからこそ生み出せる繊細で高度な職人技であると改めて感じさせられます。


制作現場

Masaaki Inoue @bouillonfoto

Masaaki Inoue @bouillonfoto

こちらは「ドリッパースタンド」の塗装工程の様子です。カリモク家具の塗装工程は1回塗るだけではなく、何工程も手順を踏んで行われるそう。木材の成形加工は機械を使って行われますが、それ以降の工程はほぼ手作業で行われ、”ハイテク&ハイタッチ”という製造コンセプトのもと、機械で仕上げたものを、最後は人の目と手で仕上げていきます。最初の工程から約2週間かけて、やっとひとつのプロダクトが完成するとのことです。 

 

最後に、モーニングコレクションについてカリモク家具よりみなさまへ「”木”という素材を身近に感じていただき、その温もりがみなさまの生活に潤いを与えるのであれば嬉しいです。」とコメントをいただきました。日々の何気なくコーヒーを淹れる時間が、モーニングコレクションを通し、これから先ずっと長く使っていただきインテリアとしても生活の一部となっていただけると嬉しいですし、大切な方へのギフトにお選びいただくのにもピッタリです。

Masaaki Inoue @bouillonfoto

 Masaaki Inoue @bouillonfoto

 

<モーニングコレクションお取り扱いカフェ>
- 清澄白河フラッグシップカフェ
- 渋谷カフェ
- 銀座カフェ
- みなとみらいカフェ
- 京都カフェ
- 梅田茶屋町カフェ
- 神戸カフェ
公式オンラインストアでもご購入いただけます。

<カリモク家具>
カリモクの起源は、創業者の加藤正平が長年続く材木屋を引き継ぎ、愛知県刈谷市で小さな
木工所を始めた1940年に遡る。様々な木製品を生産することで技術を磨き、1960年代に入ると、自社製の木製家具の販売を開始。高度な機械の技術と職人の技を融合させる「ハイテク&ハイタッチ」という製造コンセプトを掲げて木材生産分野における土台を作りあげ、日本を代表する木製家具メーカーへと成長を遂げる。
web:https://www.karimoku.com/ instagram:@karimoku_official