GUATEMALA ANTIGUA JOSUE MORALES WASHED

現在、シングルオリジンコーヒー「グアテマラ・アンティグア・ホセ モラレス・ウォッシュド」が全国のブルーボトルコーヒー カフェ*および、公式オンラインストアに登場しています。 カフェでは、ドリップコーヒー(HOT)でお楽しみいただけます。

ジャスミンを思わせる軽やかに立ち上る香り、ブラウンシュガーを思わせるやわらかな甘さ、オレンジゼストの明るい余韻。産地アンティグアのテロワールと、生産者 ホセ・モラレス氏の丁寧な仕事が、クリーンでバランスのよい味わいとして表現された一杯です。

今回のブログでは、「グアテマラ・アンティグア・ホセ モラレス・ウォッシュド」の味わいとその魅力、生産者ホセ・モラレス氏のストーリーをお届けします。

About Taste

コーヒーは農作物であり、最良のロットはごくシンプルな条件から生まれます。それは、最も新鮮で最も完熟したチェリーを健康な樹から最適なタイミングで収穫すること。そのシンプルでありながら難しい条件を満たしたコーヒーは、その地域の中でも特に甘く、バランスがよく、明るくクリーンな味わいを備えることになります。その好例が、今回お届けするシングルオリジンコーヒー「グアテマラ・アンティグア・ホセ モラレス・ウォッシュド」です。

ブルボン種をウォッシュドプロセスで仕上げた、甘さと明瞭さ、そして明るい酸味のバランスが際立つ一杯で、アンティグアのウォッシュドコーヒーとしては、わずかにフローラルな表情を感じられる点もこのロットならではの特徴です。この繊細なフローラルさは決して主張しすぎることなく、甘さや酸味のバランスを引き立てています。

カップに顔を近づけると、まず立ち上がるのは、ジャスミンやコーヒーブロッサムを思わせる上品で軽やかな香り。口に含むと、ブラウンシュガーのようなやわらかな甘さが広がり、オレンジゼストのような明るさが余韻として心地よく残ります。全体のバランスがよいミディアムボディで、温度の変化とともにフローラルな印象からシトラスやストーンフルーツのニュアンスへとゆっくりと味わいが移ろっていきます。

About Origin - Antigua , Guatemala

El Relámpago(エル・レランパゴ)農園

このコーヒーが育ったのは、中米グアテマラを代表するコーヒー産地のひとつ、アンティグア。古都としても知られるこの地域は、栄養豊富な火山性土壌に恵まれた、標高約1,800mの高地に位置しています。高地で育つコーヒーは一般的に、明るさと甘さを備え、豆の密度が高い傾向があります。これは、気温が低いことからコーヒーチェリーが時間かけてゆっくりと成熟するためだと考えられています。

さらに、このロットはウォッシュドプロセスによって精製されており、アンティグアのテロワールやブルボン種の個性、そして生産者の丁寧な仕事が、素直に、そしてクリアに表現されています。

About the Producer - Josue Morales

このコーヒーの生産者 ホセ・モラレス氏は、グアテマラのスペシャルティコーヒーを長年支えてきた生産者で、私たちブルーボトルコーヒーとは2012年から協業を続けてきた、長い付き合いのあるパートナーでもあります。「グアテマラ・アンティグア・ホセ モラレス・ウォッシュド」は、ホセ氏が近年引き継いだ農園「El Relámpago(エル・レランパゴ)」から初めて届いたコーヒーで、彼自身の探究心から生まれたパッションプロジェクトでもあり、これまで彼が積み重ねてきた経験と、いまも続く品質へのこだわりが込められています。

ホセ氏は現在、コーヒー輸出企業「 Los Volcanes(ロス・ボルカネス)」を運営していますが、それ以前は「 TG Lab 」というカッピングラボを立ち上げ、ロースターと地域の生産者をつなぐ品質管理の場を築いてきました。ブルーボトルコーヒーとの出会いも、この 「TG Lab 」を通じてのことでした。

その後立ち上げた農園 「Finca La Esperanza(フィンカ・ラ・エスペランザ)」では、コーヒー生産の場としてだけでなく、教育や実験の拠点として農園を活用し、有機農法の取り組みも続けてきました。コーヒーチェリーの精製時に取り除かれる果肉(パルプ)を活用し、大規模なミミズ堆肥(バーミカルチャー)プログラムを運営。生成された有機肥料は、コーヒー生産へと循環しています。

さらに近年は、「World Coffee Research (ワールドコーヒーリサーチ)」との協業を通じて、次世代のコーヒー品種を見据えた検証プロジェクトにも参加。気候変動下でも品質を維持するための取り組みを続けています。

ホセ氏にとって、これらの取り組みはマーケティングのための手法ではありません。より良いコーヒーを作るために何を選択するか、その積み重ねが今のコーヒー生産につながっています。彼は有機農業を、生命を育み、健康を守り、土壌の構造を未来へと受け継いでいくためのシステムとして捉えています。

多くの素晴らしいコーヒーを生産するグアテマラですが、かつては高品質なコーヒーの多くが国外へと出ていき、国内で飲まれるのは余剰分や低品質ロットに、砂糖をたっぷり加えたものが一般的でした。近年になってようやく、生産国の都市部にもスペシャルティコーヒーの文化が少しずつ根づき始めています。

アンティグアでホセが営むカフェ兼焙煎所「el gran cafe(エル・グラン・カフェ)」はそうした変化を象徴する存在のひとつです。地域の生産者との直接的な関係性のもと、それぞれのコーヒーが持つ個性や背景に敬意を払いながら、焙煎や抽出に向き合っています。その姿勢は、海を超えて私たちのもとへ届けられるクリーンで誠実な味わいの一杯にも、静かに息づいています。


一杯のコーヒーに重なる、土地の記憶と生産者の選択。産地アンティグアの豊かなテロワールと、生産者ホセ・モラレス氏の探究心が溶け合い、このクリーンで明るい味わいとして私たちのもとへ届きました。

ぜひ日常のひとときに、コーヒーのストーリーを思い浮かべながら味わってみてください。

 

 GUATEMALA ANTIGUA JOSUE MORALES WASHED】⁠

ご提供・販売カフェ:全国のブルーボトルコーヒー カフェ*でご提供、公式オンラインストア

*HUMAN MADE Cafe by Blue Bottle CoffeeとHUMAN MADE 1928 Cafe by Blue Bottle Coffeeでのご提供・販売はございません。

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