美味しくて簡単は意外と難しい？

美味しいものはある程度時間をかければできる、”カンタン”も簡単に手に入る。けれど、はじめての人が”美味しくて簡単”というのは意外と難しいことではないでしょうか。はじめてコーヒーをいれてみようと思っている人や、どんなコーヒー器具を使ったらいいかわからならい方、「ブルーボトルコーヒードリッパー」、とてもおすすめです。

ある抽出メソッドを自宅で再現しようと思い、計算機を片手にコーヒーを淹れている時にふと思ったのです。（コーヒーを美味しくいれるコツの一つに”比率”という考え方が存在します。）コーヒーを生業にしている人には当たり前のことも、「はじめてコーヒーを淹れてみようという人には、なかなかハードルが高いのではないか」と。

料理をつくるとき同じメニューでも参考にする人やサイト、手順や材料などが全部違うということがよくあります。そんな時、何をみて作ったらいいかわからなくなり、最悪面倒くさくなって諦める、という選択肢も頭の中に浮かんできます。ですがその気持ちを乗り越え、最終的にはじめて何かを「作ろう」「やってみよう」と思う気持ちにさせてくれるのは、”覚えやすさ・手順の少なさ”ではないでしょうか。それが『簡単』ということではないかと僕は思うのです。

その”覚えやすさと手順の少なさ”という点で「ブルーボトルコーヒードリッパー」は、自宅で使ってみる入門編コーヒー器具としては最適です。前述したような比率や、ちょっと”難しいかもしれないお話”は、レシピの中に詰まっているのでご心配なく。

フィルターをセットしたドリッパーにコーヒーの粉いれ、350gのお湯を60g→150g→250g→350gと目安のタイミングで4回にわけて注ぐだけで、美味しいコーヒーが簡単に自宅でも淹れることができます。

目の前には華やかにひろがる香り、しっかりとした濃さ、みずみずしい果実をおもわせる甘さ、チョコレートのような余韻、そして新しいドリッパーでコーヒーを淹れるという素晴らしい「体験」があなたを待っています。

 

新宿カフェ・リードバリスタ　S.T