- BLUE BOTTLE COFFEEで働く - バリスタ ~ 製菓経験を活かして届けるデリシャスネス ~

2002年にアメリカ・カリフォルニア・オークランドでスタートしたブルーボトルコーヒーは、今年で創立21周年を迎えました。私たちブルーボトルコーヒーで働くメンバーは、カフェやコーヒートラックを通してゲストの皆さまに毎日一杯ずつ丁寧にコーヒーをご提供し、ゲストや仲間を思いやり、感謝の言葉を忘れずにコーヒー体験をお届けしています。


最高の体験をお届けする私たちチームは、おいしいコーヒーだけでなく、コーヒーとの相性を考えて作られたフード・ペイストリーも同じようにこだわりを持ち、日々ゲストの皆さまの元へお届けしています。

専門のカフェキッチンスタッフが常駐しているキッチン型カフェでは、限定のフードやデザートメニューをオーダーをいただいてから調理し、フレッシュな状態で提供しております。チーム全体が一丸となって、コーヒーだけではなくフードを含めた、ブルーボトルコーヒーの特別な体験をゲストへお届けしています

今回は、これまでの経験を活かしてキッチンでもご活躍しているバリスタのSachikaさんにブルーボトルコーヒーで働くことの魅力や、お仕事で活かせているスキル経験などについてお話いただきました。 

PROFILE

バリスタ Sachikaさん(2023年12月入社)

お気に入りのドリンク:エチオピア産ナチュラルプロセスのコーヒー

 

 - ブルーボトルコーヒーへ入社した経緯を教えてください。

テレビ番組の特集で清澄白河の街が取り上げられいたことをきっかけにブルーボトルコーヒーのことを知り、 洗練されたブランドイメージに興味を持ち、 清澄白河フラッグシップカフェへ初めて行きました。

おいしいコーヒーとカフェの雰囲気はもちろんのこと、また行きたいと思えるような心地よいスタッフの笑顔溢れるコミュニケーションが印象的で、その後も 清澄白河フラッグシップカフェには何度も訪れるほど、以前からゲストとしてブルーボトルコーヒーでの体験に魅力を感じていました。

学生時代のコーヒー屋さんでのアルバイト経験の影響もあり、ゆくゆくはバリスタとして活躍したい思いがあったのですが、パティシエの分野にも興味があったため、まずは製菓を専門的に学びたい思いで専門学校の洋菓子コースへ進学し、生菓子から焼き菓子まで学びました。

卒業後は学びを活かして製菓衛生師資格を取得することを目標にパティシエとして2年勤務しましたが、これからのキャリアを考えた時に、ずっと思いを寄せていたバリスタへの転職を決意しました。その際に一番初めに浮かんだのがブルーボトルコーヒーで、直感に近いのですが、ゲストとして利用した時の心地よい体験が私の理想とする姿にぴったりと重なり、迷わずにチャレンジをしました。

 

- 入社後のトレーニング期間は、どのように過ごしましたか?

まず入社トレーニングの中で専属トレーナーの方が付き添って丁寧に教えてもらえる時間がとても有り難かったですし、同期入社したメンバーと一緒に考えながら学べることが安心感にも繋がりました。

コーヒーの知識を動画を交えながら学習し、ブルーボトルコーヒーのレシピそのものだけでなく作られた背景やストーリーまで知ることができました。これまで専門学校でもバリスタの授業を受講したことがあったのですが、入社トレーニングを通して新しく学べたことがたくさんありました。

カフェ勤務がスタートしてからは、バリスタだけでなくキッチンのスキルトレーニングも受けました。

入社のタイミングや経験によってトレーニング内容は異なりますが、私の場合、1日8時間の勤務時間の中で、キッチントレーニングとコーヒートレーニングを各2時間ずつ、レジなどのゲストエンゲージを行うポジションを4時間と満遍なくポジションに入りながら育成期間を過ごしました。

最初はバリスタ業務に加えて、キッチンメニューのレシピなど覚えることがとても多く大変でしたが、何よりずっとやりたかったバリスタのお仕事ができることが嬉しく、トレーニング時間がとても楽しかったです。​​

具体的なキッチントレーニングとしては、まずレシピを学び、作業を実際にみて試食をし、その後自分で作ったものを試食をするため、ビジュアルと味覚の両方からダイレクトに改善点の発見ができ、 改善と修正のサイクルが分かりやすく、すぐに業務に馴染むことができました。

カフェでは、常に細かな目標設定をしてスケジューリングをしてくれていたので、達成できた時の喜びが成長へのモチベーションに繋がっていましたし、先輩方が常に側で見守り、何かあった時もタイムリーに教えてくれるため、安心してトレーニング期間を過ごすことができたと思います。

 

- 過去の経験が活かせていると感じる瞬間はありますか?

新店舗オープンの立ち上げに携わった際に、限定メニューであるカヌレの製造が上手くいかない時がありました。

特に焼き菓子は、混ぜ方や空気の入り具合によって焼き上がりがかなり変わるため、専門学校や前職で培った学びと経験を元に原因を推測し、積極的にキッチンチームとディスカッションを重ねプロセスの改善に携わることができました。

またカフェがオープンした今現在もゲストへより良い体験を届けるために、どうすればもっと提供時間を短縮できるか、タイムリーに仕込みを行うために何ができるかなど、更なる効率的なオペレーションの構築を目標に、チームメンバーと一緒に考えながら、経験を活かすことができていると思います。

またカフェのオペレーションの都合上インカム(無線機)を使用するコミュニケーションが多いため、バリスタとカフェキッチンの両方の視点から物事を想像し予測ができることが強みになっていますし、よりお互いの気持ちに寄り添い、チームが一丸となって美味しい体験を届けるための架け橋になれるように日々仕事に取り組んでいます。

 

- 働く中でのやりがいや、今後チャレンジしたいことをお聞かせください。

やはり自分が作ったものを提供した時に、目の前のゲストがとても嬉しそうに喜んでくださる表情や言葉が一番のエネルギーになっています。

元々の経験を活かしながらキッチンのトレーニングを終えた今現在は、おいしいコーヒーを作りながら目の前にいるゲストともっとコミュニケーションを取れるように、バリスタとしての更なるスキルアップにフォーカスをしています。

ブルーボトルコーヒーは海外からお越しいただくゲストもとても多いので、たくさんの方にブルーボトルコーヒーの体験を届けるために、英語を使ったコミュニケーションにもチャレンジしたいです。またブルーボトルコーヒーでは、先日販売された台湾産のコーヒー豆のように希少な豆を含めたたくさんの種類があるので、日々コーヒーのテイストを取る中で表現の幅が広がっていると感じています。

個人的な活動にはなりますが、「このコーヒーにはこんなレシピの焼き菓子が合いそうだな」と、テイスティングの時にスパイスやフルーツのフレーバーから自分なりにコーヒーと合うお菓子を想像することが楽しく、今後バリスタの経験を積んだ先で、頭の中で巡らせているイメージをレシピに落とし込んで、自分ならではのお菓子を作ってみたいとも思っています。

 


これまでの製菓の経験を活かしながらバリスタとキッチン両方のお仕事に取り組むSachikaさんのお話から、常により良い体験を届けるために考え追求し続ける思いが、バリスタとカフェキッチンを繋ぐチームの架け橋となり、ブルーボトルコーヒーでの特別なおいしいコーヒー体験としてゲストの元へ届いていることを感じることができました。

これまでの経験とブルーボトルコーヒーで働くことを通して学ぶプロフェッショナルなバリスタとしての経験を合わせることで生まれる新しい視点やチャレンジにもとても魅力を感じました。お話で触れた限定メニューである「カヌレ」と「エチオピア産ナチュラルプロセスのコーヒー」とのペアリングがより余韻が長く楽しむことができ、Sachikaさんのおすすめとのことですので、店頭にお越しの際にご提供のタイミングが合った時には是非お試しください。

もちろんカヌレ以外のメニューや、気分に寄り添ったスタッフならではのペアリングのご提案もできますので、是非ブルーボトルコーヒーの特別なおいしい体験を楽しんでいただけたら嬉しいです。


ブルーボトルコーヒーでは、主に関東・関西にて、一緒においしいコーヒーやフードをお届けするメンバーを募集しています。私たちはコーヒー屋さんである前に、好奇心旺盛でこだわることに興味とリスペクトを払える仲間の集まりです。⁠⁠そんな面白く頼もしい仲間と共に、お仕事をしてみませんか?

⁠⁠ ご興味ある方はぜひ募集情報から詳しくご覧ください。あなたがジョインしてくださる事をお待ちしております!