Blue Bottle Coffee 10th Anniversary Single Origin Campaign
2002年にアメリカ・オークランドで誕生し、2015年2月6日に海外初出店として日本に上陸したブルーボトルコーヒーは、今年で上陸10周年を迎えます。「おいしいコーヒーは、人生をより美しくする」の考えのもと、ご注文を受けてから丁寧に淹れたスペシャルティコーヒーや繊細なホスピタリティ、洗練されたモダンなデザイン、コーヒーライフを彩るアイテムなどのご提供を通して、ブルーボトルコーヒーならではのカルチャーや人生がより豊かになるようなコーヒー体験をお届けしてまいりました。スペシャルティコーヒーをもっと身近に感じていただきたいという想いから、ブレンドコーヒーだけでなく高品質で個性豊かなシングルオリジンコーヒーも数多くご提供してきました。
この記念すべき10周年を迎える節目に、10年間を支えてくださったたくさんのゲストのみなさまへの感謝の気持ちをこめて、そしてより多くの方々へこだわり抜かれたシングルオリジンのコーヒーをお楽しみいただきたいという想いから、2月6日(木)から2月28日(金)までの期間、シングルオリジンコーヒーのオプション料金が無料になるキャンペーンを全国のブルーボトルコーヒー カフェで実施いたします。今回のブログでは、この期間にカフェでお楽しみいいただける個性豊かなシングルオリジンコーヒーについてご紹介いたします。ぜひ、カフェへお越しいただく前にご覧いただき、気になるコーヒーを見つけてみてくださいね。
WHAT IS SINGLE ORIGIN?
シングルオリジンコーヒーは、ブレンドコーヒーのように複数の種類のコーヒーを混ぜるのではなく、単一農園で栽培されたコーヒーのことです。コーヒーの味はその豆が育った土壌や気候条件、また収穫のタイミングによって大きく異なります。シングルオリジンコーヒーは、その豆本来の味わいや土地の違いによって生まれる個性をお楽しみいただけるのが魅力の一つです。
フルーツに旬があるように、コーヒーチェリーという果物の種子であるコーヒー豆にも実は旬があります。ブルーボトルコーヒーでは、その豆が最もおいしい時期にお届けできるよう、農家との良好な関係を築き、ソーシングから焙煎まで綿密に計画しています。熟練した技術を持つ焙煎士が、豆によって焙煎の時間や温度を調節し、焙煎後から提供までの日数を最適な形で提供、そしてカフェではバリスタが一杯ずつ丁寧に抽出することで、産地や精製方法による味の繊細な違いをお楽しみいただけます。
真っ赤に熟したコーヒーチェリー
SEASONAL SINGLE ORIGIN COFFEE AT BLUE BOTTLE COFFEE CAFE
2月6日(木)から2月28日(金)の期間中、全国のブルーボトルコーヒー カフェでお楽しみいただけるシングルオリジンコーヒーをご紹介いたします。コーヒー豆はカフェによって日替わりでご用意しておりますので、ぜひバリスタとお話いただきながらお気に入りのシングルオリジンコーヒーを見つけてみてくださいね。
フレーバーチャート
定番のブレンドコーヒーと比較してみたり味わいの参考にしてみてください。
ケニア・キリニャガ・キイ・ウォッシュド(ドリップコーヒー)
ドライフルーツやバラ、ブラックティーのようなアロマとみずみずしいブラックベリーやザクロ、シトラスを思わせる酸味を感じていただけるジューシーなコーヒーです。軽い口当たりで紅茶を思わせる余韻をお楽しみいただけます。
このコーヒーの産地であるケニアのキリニャガ県は、国内有数のコーヒー生産地として有名です。高い標高、保水性と透水性を持ち、有機物を多く含む火山性の土壌、そして理想的な気候によってコーヒーはゆっくりと成熟します。その結果、たっぷりとした甘みと複雑な酸味を持つコーヒー豆を生み出しています。
名前の由来となっているキイ川がファクトリーの近くに流れていて、この川を流れる綺麗な水でコーヒーチェリーは洗浄されます。パルプ(果肉)を除去されたコーヒーチェリーは、24時間かけて発酵させ12時間浸水します。その後、乾燥設備であるレイズドベッドの上で最大14日間乾燥します。
シロップのような口当たりと、みずみずしいグレープフルーツやザクロのような酸味、ブラックティーを思わせる余韻をお楽しみください。
ルワンダ・ニャマシェケ・ジシイタ・ウォッシュド(ドリップコーヒー)
鮮やかなシトラスとブラックベリーの香りがあり、紅茶のような爽やかさとほのかなフローラルさが素晴らしいルワンダ産のコーヒーです。特に今回みなさまにご提供するロットは、ドライプラムを思わせるフレーバーがあり、驚くべき透明感と力強さを併せ持っています。
コーヒー業界ではまだ若く、活気に溢れているルワンダ。小規模農家や、コーヒーチェリーの集約の場となる大規模な精製施設であるウォッシングステーションに焦点をあてた外国援助のおかげで、コーヒーの品質はこの20年で劇的に向上しました。ウォッシングステーションの情熱的な運営者たちは、品質向上とサステナビリティの両方を追い求め、気候変動に強い品種を導入するために輸出者や政府と協力しています。ニャマシェケに位置するウォッシングステーションのジシイタは、標高が高く湖に近いため、チェリーがゆっくりとの成熟するので、非常に甘く複雑な味わいのコーヒーが生まれます。
これからもどんどん成長していくであろうルワンダ産の高品質なコーヒーを、ぜひブルーボトルコーヒー カフェでお楽しみいただけると嬉しいです。
コロンビア・ポパヤン・スプリングハーベスト・ウォッシュド (ドリップコーヒー)
ラテンアメリカ産の特徴であるチョコレートやブラウンシュガーの香りと、りんごのような明るい酸味を併せ持つコーヒーです。ドライフルーツやキャラメルのような甘みも感じていただけます。
コロンビアでは、外来品種や実験的なプロセスを用いた取り組みが多く行われています。春に収穫されたこのロットは、より伝統的なコーヒーの原生種であるティピカとカトゥーラに加え、カスティージョという比較的新しい品種を使用しています。カスティージョは病気への耐性が高く、コーヒーにハーブのような香りと複雑さをもたらします。また、ポパヤンの標高の高さと赤道との近さが複雑な酸味を生み出しています。
りんごのような酸味とドライフルーツとキャラメルのような甘み、ほのかに感じるバラやバニラのフローラルさをお楽しみください。
コスタリカ・タラス・サンタテレサ・ホワイトハニー (エスプレッソ)
ストーンフルーツとレモンゼストのようなトロピカルな酸味が、バニラとメープルシロップを思わせる豊かな甘いアロマと調和し、バランスよく仕上がった一杯です。コーヒーチェリーの果実と種の間にあるミューシレージと呼ばれる果肉の粘液をほぼ除去するホワイトハニープロセスで精製されているため、蜂蜜のような甘さと明るい酸味をもたらしています。
サンタテレサ農園が位置するコスタリカのタラス地方は、その標高と夜間の冷涼な気候でコスタリカのコーヒー産地として最も有名なエリアで、豊かなコーヒーが生み出されています。特に小規模の精製所であるマイクロミルの存在で注目を集めており。サンタテレサもベテラン農夫であるロジャー・ウレーニャ・イダルゴ氏が所有するマイクロミルです。コーヒーの栽培から水洗処理、乾燥までの処理を一貫して行うことにより、彼らのコーヒーのポテンシャルを引き出し、より高品質のコーヒーを生産しています。
そのままエスプレッソでお楽しみいただくのはもちろん、お好みのミルクと合わせてラテやカプチーノとしてもお楽しみください。
【2月14日(金)提供開始】
ホンジュラス・サンタ エレーナ・カトラチャ・ハニー(エスプレッソ)
豊かな甘さ、ドライフルーツの香りと青りんごの明るさの素晴らしい調和が魅力のコーヒーです。果実と種の間にあるミューシレージのみを残したまま乾燥させることでミューシレージの甘みが豆に移るハニープロセスにより、キャラメルのような甘さでフルボディな一杯に仕上がっています。
カトラチャ・コーヒーカンパニーは、長年にわたりサンタ エレーナ地域のコーヒーの改良に尽力しています。例えば、地域の水不足対策の一環で、水の使用を制限するために、生産者たちとここ数年ほどで比較的水の使用量が少ないハニープロセスに取り組み始めました。
生産者の努力がつまった表情豊かなコーヒーをこの機会にお楽しみください。
いかがでしたでしょうか?高品質なだけでなく、土地の個性、生産者の想いや努力を感じられるシングルオリジンコーヒーを取り揃えております。ぜひこの機会にカフェでバリスタと会話しながら、お気に入りの1杯を見つけてみてください。また、コーヒー豆は各カフェ、公式オンラインストアでもご購入いただけますので、気に入ったお豆があればぜひご自宅でもお楽しみください。みなさまのコーヒーライフがより豊かなものになると嬉しいです。
日本上陸10周年 Anniversary Campaign
期間:2025年2月6日(木)〜2月28日(金)
対象カフェ:日本国内のブルーボトルコーヒー カフェ(カフェ一覧はこちら)
※HUMAN MADE Cafe by Blue Bottle CoffeeとHUMAN MADE 1928 Cafe by Blue Bottle Coffeeを除きます
※「フィリピン・シティオ サン ロケ・ナチュラル」、「フィリピン・シティオ ベリス・ウォッシュド」は対象外です。
※マイカップやマイボトルをお持ちいただくとさらに20円の割引をいたします。
※その他の割引サービスとの併用はできません。