- BLUE BOTTLE COFFEEで働く - ブルーボトルのバトンを繋ぐ ~コーヒートラックで描く新しい体験とは~

2002年にアメリカ・カリフォルニア・オークランドでスタートしたブルーボトルコーヒーは、今年で創立21周年を迎えました。私たちブルーボトルで働くメンバーは、カフェやコーヒートラックを通してゲストの皆さまに毎日一杯ずつ丁寧にコーヒーをご提供し、ゲストや仲間を思いやり、感謝の言葉を忘れずにコーヒー体験をお届けしています。

最高の体験をお届けする私たちチームは、⁠⁠「素晴らしいコーヒーやフードを、カフェやご自宅で必要とされるすべての方にお届けしたい」というシンプルな目標のもと、一つにつながっています。よりたくさんの方に最高のコーヒー体験を届けたい思いから、「Coffee in Nature」をコンセプトに2022年3月に豊洲公園からコーヒートラックの旅が始まり、名古屋、福岡、宮崎、金沢、野沢温泉など、全国各地のブルーボトル カフェがない場所や、自然豊かな場所へ赴き、これまでに地域の方々とのたくさんの素敵な出会いがありました。今回は、コーヒートラックの立ち上げからサポートし、各地でたくさんのブルーボトルのコミュニティを作ってきてくださったチームのArisaさんに、コーヒートラックにチャレンジをされたきっかけや、働く中での想いについてお話いただきました。

Arisaさんプロフィール

PROFILE
シフトリード Arisaさん(2019年9月入社)
お気に入りのドリンク:コールドブリュー、コーヒートラック限定アウトドアブレンドのエスプレッソ

- ブルーボトルへの入社のきっかけは何でしたか?

前職は、テーマパークのスタッフとして働いていました。元々コーヒーが苦手だったのですが、雑誌や友人からのおすすめでブルーボトルを知り、以前からブランドの価値観などに興味を持っていました。そんな時に採用セミナーの開催情報を知り、好奇心が強い性格もあって、興味の赴くままに採用セミナーへ参加したことが最初のきっかけです。セミナーで初めて飲んだコールドブリューが、とてもフルーティーでおいしく衝撃的で、これまでの苦いコーヒーの概念が覆ったことは今でも鮮明に覚えています。そして忙しい中でもバリスタが笑顔でゲストとコミュニケーションをとる姿をみて、私が大切にしていた「常にゲストとのコミュニケーションを大切する」思いと、セミナーを通して学んだ、人を大切にする価値観や、一緒に働くスタッフの多様な価値観を受け入れるホスピタリティにとても共感し、入社を決めました。



- コーヒートラックに携わるようになったきっかけは何でしたか?

今年で入社3年目を迎える中で、アルバイト入社から正社員へのステップアップを考えていた時期に、「責任が増えると同時に、自分自身の視野が広がり、チャレンジできることが増える」と当時の上長からお話を聞き、正社員へのチャレンジを決めた時に、タイミング良く京都開催のポップアップストアの経験をしたことが私のコーヒートラックへのチャレンジのスタートとなりました。これまでブルーボトルのコーヒー体験はカフェが主軸と考えていたのですが、実はおいしいコーヒーは自宅や外でも楽しめる、それを私たちが届けられる可能性を知ることができたと同時に、これまで自分が大切にしていたホスピタリティも、もっといろんな形で届けられるんだと気づくことができました。誰かが、ではなく、今後は自分自身が一員として新しい体験を届けるチャレンジをしたいという思いが背中を押し、コーヒートラックの始まりである2022年の豊洲公園から参加をして現在に至ります。

コーヒートラックで働くArisaさん

- カフェとコーヒートラックでは、どのような違いがありますか?

毎回、自分たちが誰かにとっての生活圏にお邪魔させていただくのですが、遠方から来た友人を招くように、地域の皆さんがいつも私たちを心温かくオープンに迎え入れてくださるので、「自分たちから会いに行くこと」は、カフェとはまた少し違ったワクワク感があります。また設備面的にも、コーヒートラックは一から自分たちで整えて作り上げますし、給水排水など、営業期間中も自分たちで責任を持って行う仕事がとても多いです。大変な面もありますが、それと同時に、常に各部署のいろんな方とコミュニケーションを取り、一人ひとりと関わりがあるため、一つのカフェが安心安全に運営される仕組みやプロセスを知ることができました。改めて、いろんな人のサポートがあるからこそ、私たちバリスタは毎日ゲストにおいしいコーヒーとフードを届けられているんだと日々実感しています。また私たちはコミュニティを大切にする思いから、毎回、地域の短期スタッフの方と一緒に運営をしています。短期間ながらもゲストに最高な体験を届けたい思いを一緒に共有し、ブルーボトルの一員として活躍をしてくださり、昔から一緒に働いていたのではないかと思うくらいにチームワークも良く働くことができています。その地域の皆さんと一緒だからこそ、新しいブルーボトルの形が作れているのだと思います。

コーヒートラックにはワンちゃんのお客さまも

コーヒートラックにはワンちゃんのお客さまも

 

- コーヒートラックでのやりがい、記憶に残っているエピソードをお聞かせください。

ブルーボトルコーヒーが未出店エリアに赴くことが多いため、ありがたいことにいつもたくさんの方にお越しいただき、時にはご提供までに長時間お待たせしてしまうこともあります。その中でも、「待ってよかった」「また来ます」というゲストの言葉を聞いた時には、期待を上回る体験を届けることができたんだと、チームにとってのやりがいになっています。ゲストのことを一番大切に思う気持ちが皆にあり、すべてのポイントでそれぞれがホスピタリティを届けられるチームであるという信頼関係があるからこそ、安心して目の前のゲストと関わることができるのだと思います。また嬉しいことに次回開催を期待してくださるお声も多く、コーヒートラックが戻ってきた際に、カフェに訪れたお話を聞かせていただいたりと、コーヒートラックだけでコミュニティを作っているのではなく、コーヒートラックからカフェ、カフェからポップアップストアへと、ブルーボトルのバトンを渡し合い、ブランド全体で体験を届けられることは、とても大きなやりがいに繋がっています。その中でも、最初に豊洲公園でお会いした親子ゲストが、最終日にお子様の手形のついた色紙をくださり、一緒に旅をしている気持ちで、各開催地でメンバーと色紙を持って写真を撮ってきたことはとても大切な思い出ですし、本当にたくさんのゲストの皆さんとの思い出に常にパワーをもらっていました。1年ぶりに豊洲に戻ってきた時に、小さなお子様の成長した姿を見れたことは嬉しかったですし、このように本当にたくさんのご縁に支えられながら今のコーヒートラックがあるのだなと思っています。

インタビューを受けるArisaさん

常にワクワクすることへチャレンジするマインドを持ちながら、新しい形の体験を作り上げてきたArisaさんを始めとするコーヒートラックのチームは、ゲストとお話をすることが大好きなメンバーばかりとのことで、豊洲公園でインタビューを行っている時も、たくさんのゲストといろんな場面で交流が生まれ、とても温かく心地よい空間が広がり、これまでコーヒートラックが築いてきたコミュニティを強く感じました。Arisaさんは、美しい夕日を見ながらコーヒーを飲む時間がとても好きとのことで、開放的な空間で自然をダイレクトに感じながら、コーヒーと一緒にバリスタとの会話もぜひ楽しんでほしいと笑顔でお話してくださいました。

ブルーボトルでは、主に関東・関西にて、一緒においしいコーヒーやフードをお届けするメンバーを募集しています。私たちはコーヒー屋さんである前に、好奇心旺盛でこだわることに興味とリスペクトを払える仲間の集まりです。⁠⁠そんな面白く頼もしい仲間と共に、お仕事をしてみませんか?⁠⁠ ご興味ある方はぜひ募集情報から詳しくご覧ください。あなたがジョインしてくださる事をお待ちしております!