2023年 3月 02日

- BLUE BOTTLE COFFEEで働く - トレーナー ~ブルーボトルの「ゼロからイチ」を創るために~

2002年にアメリカ・カリフォルニア・オークランドでスタートしたブルーボトルコーヒーは、今年で創立21周年を迎えました。私たちブルーボトルで働くメンバーは、カフェやコーヒートラックを通してゲストの皆さまに毎日一杯ずつ丁寧にコーヒーをご提供し、ゲストや仲間を思いやり、感謝の言葉を忘れずにコーヒー体験をお届けしています。

最高の体験をお届けする私たちのチームは、ポジションに関わらず、入社された全ての方に数日間に渡りバリスタとしての基礎を、知識・技術共に経験豊富なコーヒートレーナーから学ぶ入社後のトレーニングを受講いただいています。トレーニングをリードするトレーナーは、これまでにたくさんのメンバーをWelcomeし、ブルーボトルのカルチャーやバリューを伝え、カフェを始めとする各チームにバトンを渡してくださっています。今回は、トレーニングマネージャーとしてチームを支えているDaisukeさんに、ブルーボトルへの入社のきっかけや、トレーナーとしての想いについてお話いただきました。

PROFILE

トレーニングマネージャー Daisukeさん（2015年2月入社）

お気に入りのドリンク：アジア圏のコーヒー豆を使用したドリンク

- ブルーボトルへの入社のきっかけは何でしたか？

学生の時にスペシャルティコーヒーに初めて触れ、強く興味を惹かれバリスタになりました。知識やスキルを身につけていく中で、より多くの方に美味しいコーヒーを届けたいという思いを漠然と持っていたタイミングで、ブルーボトルが日本に上陸する話を友人から聞きました。ニュースになるほど大きな注目を集めていたので、ブルーボトルでなら自分の願いを叶えられるのではないかと思い、清澄白河ロースタリー&カフェ（現在の清澄白河フラッグシップカフェ）のオープン日に入社をしました。

- トレーニングチームに携わるようになったきっかけは何でしたか？

2号店である青山カフェの立ち上げにも携わるなど、日本でブルーボトルの輪が広がる中でバリスタとして多くのゲストに美味しいコーヒーを届けることはとても刺激的な毎日でした。チームが大きくなるにつれてたくさんの仲間が入社し、当時のリードバリスタ（現在のアシスタントカフェリーダー）をサポートしながら育成に携わる機会がとても多かったことと、幼少期より長年サッカーをしていた経験から、個人で成果を出すことよりも、皆の個性を引き出し一緒に協力して何かを創りあげることを自分の大切な軸として持っていたので、次第に「自分がゲストに最高の体験を届けること」から、「チームの皆がゲストに最高の体験を届けること」にやりがいを感じるようになりました。またサッカーチームでゴールキーパーをしていた経験から、一歩引いて全体を俯瞰して見る力が養われたと思っており、ブルーボトルでも、一店舗のカフェに留まるのではなく、大きなブルーボトルチームとして捉え、ゲストへの体験を届けたいと思ったことも、トレーナーにキャリアチェンジした大きなきっかけとなりました。

- トレーナーはどのようなお仕事を担っていますか？

トレーナーは主に「ゼロをイチにする」ステップを大きく担う役割だと思っています。未経験の方でも安心して働けるように、ブランドビリーフやバリューを伝えて、現場でスムーズに学習し実践経験できるように準備を整える部分をサポートしています。また長く働く中では、「イチ（ブランドのコア）」から少し外れてしまうこともあるので、リーダーシップチームに対してブルーボトルがしたいことや大切にしていることは何なのか、と見直す機会も設けて、カフェチームの皆さんに伝えたり、直接カフェに赴き、現場でより良い体験を作るためのサポートやマシンメンテナンスなども行っています。また、多くゲストに体験を届けるための新しいイノベーティブな取り組みとして、「ブルーボトルコーヒートラック」や「ポップアップカフェ」などの期間限定カフェや新しいカフェの立ち上げサポートも行っており、日々バリスタの皆と一緒にゲスト体験を創り上げています。

- 新規事業でブルーボトルの体験を創るために、大切にしていることは何ですか？

新しいカフェ立ち上げなどを含めた新規事業では、新しいフォーマットや店舗設計などで細かなオペレーションが変わるため、用意された空間でゲストの体験を最大化するためのオペレーションを構築していくサポートを行っています。トレーニングチームが持つノウハウを駆使して想像と予測をしながらも、カフェは日々変化していく現場なので、トレーナーが先導するのではなく、あくまで現場の皆が主導して構築していくものと考えています。最高な体験を届けるための皆のアイデアを引き出すために、トレーナーが土台を作りながらも、あえて余白をもたすことで、皆が常に向上心を持ちながら自律した姿勢でいられることを大切にしています。このように、ブルーボトルとしての大切なところは守りながらも余白があることで、「どうすれば良いんだろう」の疑問から始まり、常に考えながら自らの手で創ることができるところがブルーボトルの魅力であると感じています。また、無理のないサステナブルな運営とゲストへの体験のバランスが偏らないように、オープンした後も密に連絡を取り、常により良い体験へブラッシュアップをしていくことも欠かせません。

- バリスタに挑戦してみたいと思っている方に一言！

ブルーボトルは、部署を超えて常に連携し結びついているチームなので、個人の成長だけでなく、チームとしてさらに成長するための環境が整えらえれていると思います。また、ブルーボトルのカルチャーは仕事だけではなく人生という大きな括りの中でも活かせていると私自身も強く感じているので、バリスタとしての成長だけでなく、ブルーボトルという場所が、皆さんの中で大きな成長の糧になってほしいと思っています。

ブルーボトルの入り口で、入社メンバーにカルチャーやバリューをしっかりと伝えながら、バリスタが持つ個性を引き出し成長をサポートをするお話しから、「ゼロからイチを創る」そして「イチに立ち返る」部分を担うトレーニングチームは、ブルーボトルというブランドを支え、バリスタ一人ひとりがいつでも帰ってこられるような場所でもあると感じました。インタビューの最後には、「ブルーボトルに入社をした皆さんにとって、ブルーボトルに携わることが常にハッピーで楽しい時間になり、そして何よりも一番のファンになってもらうことが大切だと思っています」とお話しいただき、Daisukeさんを始めとするトレーナーの皆さんの素敵な想いが大きな輪となってチームに伝わり、ゲストまで届けられているのだと感じました。

ブルーボトルでは、主に関東・関西にて、一緒に美味しいコーヒーやフードをお届けするメンバーを募集しています。私たちはコーヒー屋さんである前に、好奇心旺盛でこだわることに興味とリスペクトを払える仲間の集まりです。⁠⁠そんな面白く頼もしい仲間と共に、お仕事をしてみませんか？⁠⁠ ご興味ある方はぜひ募集情報から詳しくご覧ください。あなたがジョインしてくださる事をお待ちしております！