BIG BABY ICE CREAM at Daikanyama Cafe

ブルーボトルコーヒー 代官山カフェにアイスクリームショップ「BIG BABY ICE CREAM(ビッグベイビーアイスクリーム)」が7月13日(土)〜7月15日(祝・月)の期間限定で登場し、多くのゲストにお楽しみいただきました。ジメジメとした梅雨の空気を吹き飛ばすような、こだわりの詰まったおいしいアイスクリームと、コーヒーのペアリングはお楽しみいただけましたでしょうか?

今回のブログでは、ビッグベイビーアイスクリームの魅力やイベントの様子、そして今回のイベントについてビッグベイビーアイスクリームを経営されている兄の吉田健太郎氏と、弟の吉田康太郎氏にお聞きしたインタビュー内容をご紹介いたします。


BIG BABY ICE CREAM

神奈川県・新丸子の商店街にある「BIG BABY ICE CREAM (ビッグベイビーアイスクリーム)」。アメリカのダイナーのように色々な時間帯で様々な使い方ができる、「3世代で楽しめるアイスクリームダイナーでありたい」という想いのもと、兄の吉田健太郎氏と、弟の吉田康太郎氏により2018年に新丸子にオープンしたアイスクリームショップです。

 

POPUP Store at Daikanyama Cafe  

>写真左から「ゴルゴンゾーラ&ハニー」「ラムチェリー」「ピスタチオ」

カップ・コーンでのご提供に加えて、ブルーボトルコーヒーのアイコンメニューの一つでもある「リエージュ ワッフル」を使用したワッフルパフェの3種類をご用意しご提供いたしました。

ご注文をいただいてから作る、可愛らしいミニサイズの温かいリエージュワッフルと冷たいアイスクリームの絶妙なバランスは、コーヒーとの相性も抜群です。

アイスクリームをご注文頂いたお客さまには、オリジナルのステッカーもお渡しいたしました。

また7月13日(土)には小学生を対象とした「パフェ作りワークショップ」も実施。

自分でどのようなパフェを作りたいか絵を描いた後に、実際に自分だけのオリジナルパフェを作るワークショップでは、自分で絵に描いて考えたものを実際に作るという、自分の手で作り上げるワクワク感や達成感と一緒に、おいしいパフェを楽しんでいただきました。

ただパフェを作るだけではなく、自分が作りたいパフェのイメージの絵を描いてから実際に作ってみるという体験が新鮮でとても楽しめたという感想や、パフェの完成後に家族で一緒に味わうことができてとても良い時間を過ごすことができた、などと参加者の方から素敵な感想もいただくことができました。

Interview

一緒に今回のイベントを盛り上げてくださった、ビックベイビーアイスクリーム吉田健太郎さんと、吉田康太郎さんにお話を伺いました。

>写真左から 吉田康太郎さん、吉田健太郎さん

 

「BIG BABY ICE CREAM(ビッグベイビーアイスクリーム)」というとてもユニークなお店の名前の由来は何ですか?

A:子どもだけではなく、大人もアイスクリームを楽しんでほしい。

大人もビッグベイビーアイスクリームのアイスを食べる時には、”大きい赤ちゃん”のように純粋に楽しんでほしいという想いから、この名前になりました。

また自分(兄:吉田健太郎氏)が、父親から怒られている時に「まるでビッグベイビーだな!」と言われた時に「これだ!」と思い、その場で決めました。笑

 

ブランドとして大切にしていることは何でしょうか?

A:アイスクリームショップ、ではなく「アイスクリームダイナー」であることを大切にしています。

【 3世代で楽しんでもらえるダイナー】というコンセプトを大切にして、アイスクリームの販売だけではなく、アイスクリームを使ったメロンソーダやドーナツアイスクリームなどのスイーツはもちろん、紅茶やワイン・ビールなどのお酒などの提供も行っています。

店舗の位置する 新丸子 という土地柄的にも、長く新丸子に住んでいる方たちだけではなく、大学生や若いファミリーなども多く、地域全体で様々な世代の方がいらっしゃいます。

そのようにどんな世代の方たちがカジュアルに、ふらっと、いつでも時間を問わずに気軽に使っていただけるようなブランドを心がけています。

シニア世代の方も、日課のお散歩の途中などに遊びに来てくださいます。

 

ビッグベイビーアイスクリームの一番の特徴は何でしょうか?

A:「3世代で楽しめるアイスクリームダイナー」というコンセプトがあるので、3世代で楽しめるような味わいをご用意していることが特徴です。

アイスクリームというとどうしても お子さま向けの甘いスイーツ、というような印象があるかと思うのですが、ビッグベイビーアイスクリームでは、どんな世代の人にも楽しんでいただけるように、甘すぎないように使用する砂糖の量をできるだけ少なくして製造しています。

また、使用する生クリームには脂肪分の%が最も高いものを使用しています。
%が高いものをアイスクリームに使用することで、よりクリーミーで滑らかな口当たりになるだけではなく、コクと深みが出るので濃厚な味わいになり、一層アイスクリームの風味が引き立つようになります。

使用する素材も余計なものは使用せずに、お客さまにとってもわかりやすく、おいしく召し上がっていただける素材を使うようにしています。

しっかりとした食べ応えがありながらも、くどくならずにすっきりとして食べられることが特徴です


フレーバーの発想のきっかけや、他のアイスクリーム屋さんでは見かけないユニークな商品があれば教えてください。

A:自分が実際に食べて印象的だった料理や経験からインスピレーションを受けて、フレーバーを作ってみることが多いです。商店街にある友人の八百屋さんの野菜をチェックして、フレーバーの開発のきっかけにすることなどもあります。アイスクリームは材料を混ぜ合わせることで製造できるので、色々な味わいを作ってみています。

新丸子にある店舗の天板をイメージして、フレーバーを作ったこともあります。

天板のカラフルな色合いをアイスで表現して、ココナッツとバナナのフレーバーのアイスクリームを作りました。

今までで一番特徴的だったフレーバーだと思うものは、カリカリに焼き上げたベーコンを細かく切ってアイスクリームに入れたアイスです。

ちょっと尖りすぎていたかなと思います。笑

 

普段お家やプライベートでコーヒーを飲まれますか?

A:よく飲んでいます。

友人がコーヒー屋を営んでいるので、いつも家に2-3種類コーヒー豆があります。

家で自分たちでドリップして飲んでいます。

 

ブルーボトルコーヒーのコーヒーと合わせるならどんなフレーバーがおすすめですか?

A:すっきりとした味わいのコーヒーが多いので、ミルクフレーバーと合わせていただき、アフォガードのような味わいも合いそうだなと思います。

濃厚な味わいの生チョコを使ったフレーバーもあるので、濃厚なアイスクリームとすっきりとしたコーヒーとの相性も合いそうです。

 

一緒に作ってみたいフレーバーなどはありますか?

A:NOLA(ノラ)のフレーバーのアイスや、コーヒー味のアイスなど作ってみたいです。

またアイスクリームだけではなく、ブルーボトルコーヒーのチョコレートチップクッキーを使ったクッキーサンドなどもおいしそうですね!

今回のようなワークショップや、新丸子の店舗で開催されている職業体験など、お子さま向けのイベントをやるきっかけなどがあれば教えてください。

A:自分たちの親が教員だったり、自分たちが子どものころボストンやフロリダにいた時のサマースクールの経験がきっかけになっています。

自分たちで実際にやってみる、体験してみるという経験が非常に大切になると思い、このようなイベントやワークショップを企画しています。

過去には新丸子にあるお店を利用して、お子さまに描いていただいた絵を、アトリエの方にご協力いただき、店舗に飾り展示したこともあります。

学校の授業や普段の遊びなどでも、自分のイメージしたものや、作ってみたいもの・食べてみたいものを絵に描いて、実際に作れる経験ってなかなかないと思うんです。

さらにそういう経験を家ではなく、同世代の友だちと取り組んでみるという素敵な経験になれば、そして記憶に残るような思い出になればと思い、イベントを企画しています。

また、飲食店としてただ提供するだけではなく、今後飲食業界が裾野を広げていくようなきっかけになればという想いもあります。

 

今後の展望や、目指している目標について教えていただけますか?

A:コーヒーのコミュニティなどと同様に、クラフトアイスクリームの横のつながりとなるコミュニティを作りたいと思っています。

今年の 9月15日(月)・16日(日)には神奈川県のたまプラーザにて、クラフトアイスクリームショップが集まる「AOBA CRAFT ICECREAM MARKET」というイベントも実施予定です。

昨年には、韓国アパレルブランド「KIRSH」とコラボレートしてアパレルアイテムも販売したので、今後も台湾やベトナム、タイなど東アジアの国々とのコラボレートや出店などもしてみたいなと思います。

あとは、新丸子商店街で毎年夏休みに行っているラジオ体操の景品が、ビッグベイビーアイスクリームのアイスなんです。笑

自分たちのお店でも職業体験などの機会も行っているので、そういう子どもたちとの経験を通してこれからもずっと、「商店街のかっこいいアイス屋のお兄ちゃん」でいたいなと思っています。

 

イベント全体を通した感想 

 A:学生の時から憧れていたブルーボトルコーヒーと一緒にイベントができ嬉しい気持ちです。

アイスクリームとコーヒーのペアリングの可能性が私たちの中で広がりました。

“3世代で楽しめるアイスクリームダイナー”として、地元の方だけではなく、様々な人に愛されているビッグベイビーアイスクリーム。

新丸子の店舗では、ユニークな様々なフレーバーがお楽しみいただけます。

ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。