BLUE BOTTLE STUDIO - KYOTO -

今年も「Blue Bottle Studio - Kyoto -」が3月20日(水)から期間限定での春営業を開始いたします。ブルーボトルコーヒー創業者であるジェームス・フリーマンがクリエイティブ・アドバイザーとして監修し、ブルーボトルコーヒーの考える最高のコーヒー体験をお届けする「Blue Bottle Studio」。今回のブログでは今期の春営業でお楽しみいただける魅力をお伝えいたします。

BLUE BOTTLE STUDIO - KYOTO -

 

昨年3月に京都カフェ はなれ 2階にオープンした「Blue Bottle Studio - Kyoto -」。

最高峰のコーヒー体験を楽しんでいただくためには、コーヒーを取り巻く環境の全てが控えめで繊細である必要があるという考えのもと、バリスタのユニフォームからコーヒーを淹れる一連の所作、コーヒーが注がれるカップ、カップが置かれるカウンターまで、こだわりが詰まった空間となっています。

歴史や情緒溢れる街並みに溶け込むように佇む京都のこの場所、 築100年を超える伝統的な京町屋をリノベートした全5席のプライベートな特別感のある空間で、コーヒーコースをご堪能いただけます。

今年はカウンターの席を4席から5席に増やし、より多くのゲストのみなさまに特別な体験をお届けできるようになりました。今年も春と秋の営業を通して、多くのゲストにブルーボトルコーヒーの考える、最高のコーヒー体験、新しいコーヒーとの出会いをご提供いたします。

 

COFFEE COURSE

特別な空間を創り上げるのに必要不可欠となる音楽の要素を、音質がよく、再生するまでの手間や特別感も楽しめるレコードを用いて表現。元々クラリネットを演奏していた音楽家でもある、創業者のジェームスが自ら選んだお気に入りの楽曲をおかけいたします。

そのセレクトされた楽曲の中からそのセッションに合わせて担当のバリスタが選曲。上質な音楽が流れる中、コーヒーコースがスタートします。

 

Leaf, Flower, Cherry

コースは、コーヒーの木から取れる”葉”、”花”、”果実”から作られる3種類のコーヒーリーフティーから始まります。

コーヒーの木は『葉、花、そして収穫後の処理で得られる果肉の全て』を使用するように伝えようとしているのではないか』というインスピレーションから生まれたドリンクです。

紅茶に味わいが近く、優しい甘さ、チョコレートやバニラのような香り、滑らかな口当たりと渋みの少ない味わいを持っています。普段味わうことのない、新鮮で新しい側面をお楽しみください。

Long Cup

世界中から厳選したシングルオリジンのコーヒー豆を、豆の個性を引き出すよう特別な方法で抽出した 3種のフライトセットをご用意。

コーヒーの歴史や未来を見据えた現在・過去・未来を表す3種類の全く異なる魅力を持つユニークなコーヒーをご提供いたします。コーヒーが最もシンプルで本質的な美しさをお楽しみいただけるよう、豆の繊細な個性を引き出すよう独自の方法で、ゲストの目の前で抽出します。丁寧に抽出された最高品質のコーヒーからは、普段のコーヒーとの見た目の違いだけではなく、今まで味わったことがないような奥深いフレーバーを感じていただけます。 

Short Cup・Au Lait

創業者のジェームスが大きな影響を受けた”喫茶店文化”からインスピレーションを受けたコーヒーです。喫茶店で提供される深い味わいが特徴のネルドリップを、浅煎りのコーヒー豆で表現いたしました。

ネルドリップとは、コットンを素材とし起毛の加工をした「ネル」という素材の柔らかくて軽い織り布を使用したコーヒーの淹れ方です。ネルを袋状にして中にコーヒーの粉を入れ、お湯を注いでコーヒーを抽出します。ネルは紙のフィルターよりも目が粗いため、コーヒーオイルが多く抽出されやすく、まったりと柔らかく甘い口当たりが特徴です。

ネルドリップで抽出した希少性の高いコーヒーは、そのままの状態とミルクを加えたオ・レの 2 種類のスタイルでご提供いたします。 

Digestif

コースの最後には、コーヒーの新たな一面をお楽しみいただけるような食後酒をご用意しています。

鹿児島県産のラム酒をコーヒーに加え、スパイスの一種であるブラックカルダモンとバニラを少量入れて香りづけをして仕上げました。コーヒーの味わいとサトウキビの醸造酒であるラム酒の甘味とアルコール、そしてスパイシーなスパイスの香りで複雑なフレーバーを感じていただくことができます。途中でミルクを加えて味の変化も一緒にお楽しみいただけます。

※ノンアルコールのご用意もございます。 

Sweets

コースの中盤では、ブルーボトルコーヒーにてこれまで多くのペイストリーやデザートのディレクションを担う「Tangentes」の後藤裕一氏と仲村和浩氏監修によるスイーツ2種をご提供します。

ライムと青りんごのピューレをぎゅっと固めた「パートドフリュイ」を、お口直しとしてご用意。ライムの香り高さと、キレの良い後味をお楽しみいただけます。表面に貼り付けたお砂糖の甘みとジャリっとした歯応えがパートドフリュイの酸味、ゼリーの歯切れの良さを感じることができます。

トッピングされた、生のわさびとライムゼストでさらに複雑な香りと味わいをお楽しみください。

焦がしバターとアーモンドパウダーの味わいが特徴的なフィナンシェ。

浅めの焦がしバターを使用したことで、軽い印象の味わいをお楽しみいただけます。

アーモンドのナッツ感に負けない金胡麻の香ばしさは、ローストされたコーヒー豆を思わせます。コースの終盤に温めてご提供いたしますので、表面のキャラメリゼされた状態と、中のふっくらと温まった状態のコントラストをどうぞお楽しみください。

 

From Studio Baristas

ブルーボトルコーヒーの考える最高のコーヒー体験をお届けするために、国内外からお越しのゲストを迎えるバリスタも、みなさまのお越しを心待ちにしております。Studioでみなさまをお迎えするバリスタの2名、久川 胡桃(ひさかわ くるみ)さん、若穂井 梨子(わかほい りこ)さんのコメントをご紹介いたします。

 

ーコーヒーコースの中で、特に印象的だったメニュー教えてください。

“PLANTS”です。

一杯のコーヒーが出来上がるまでのストーリーを、3つのカップで表現できるのは、衝撃的でした。コーヒーの過程を知ることができ、それぞれの想像力でコーヒーと向き合うことができる唯一無二のメニューかと思います。(久川さん)

“Short cup (Nel drip)”です。

やっぱりコーヒーって本当に面白いなって改めて感じたドリンクです。

ゲストが召し上がった際の、驚いた表情やリアクションをみることも、私たちの体験をお届けできた様子が感じられてとても嬉しく思います!(若穂井さん)

 

ー春ならではのおすすめポイントはありますか?

バリスタの背後に広がる大きな窓からは、春には桜を見ることができます。

その景色を眺めながら Studioのコーヒー体験ができることはとても特別で、日本の美しい四季を視覚からも感じていただけるかと思います。(久川さん)

桜のシーズンだとカフェに向かう道中から、蹴上インクラインの桜並木の景色を楽しむことができるのはもちろんなのですが、新緑の時期も桜に負けないくらい美しい時期ですのでいつお越しいただいても季節を感じていただくことができます。(若穂井さん)

 

ーStudioでの体験を、どのようにお楽しみいただきたいですか??

Studioならではの、五感で感じる穏やかで心地よいコーヒーを嗜む時間をお楽しみいただければと思います。普段とは違う視点でコーヒーと向き合える特別な時間になることと思います。(久川さん)

なぜこのような味がするのか、なぜこのメニュー構成なのかなど、ご自身独自の解釈で、まるで美術館にいるかのような感覚でお楽しみいただければと思っております。(若穂井さん)

 

この春、Blue Bottle Studio - Kyoto - ならではの特別なコーヒー体験をぜひお楽しみください。

ご予約はこちらから。

 

【Blue Bottle Studio - Kyoto - 】

住所:京都府京都市左京区南禅寺草川町 64 京都カフェ はなれ 2階⁠

アクセス:地下鉄東西線「蹴上」駅から徒歩約 7 分⁠

ご予約サイトURL :https://reserve.toretaasia.com/bbc-kyotocafe#/

営業日:3月20日(水)から5月6日(月)までの毎週 金・土・日・月、および祝日

特別営業日:3月21日(木)・4月30日(火)・5月1日(水)・5月2日(木)⁠

⁠ご予約枠 :10:00~11:30/ 13:00~14:30/ 15:30~17:00⁠

※ 約 90 分のコースとなります。⁠

席数:カウンター 5 席⁠

最大 5 名さまの予約が可能です。⁠

 

ご予約について:前日のキャンセルは50%、

当日・無断キャンセルは100% キャンセル料をいただきますのでご了承ください。⁠